情報収集は立体で

国境問題、尖閣列島だけでなく、北方四島問題も改めて認識するロシア大統領の現地訪問。
第二次大戦で、日本が失った領土、として認識しているロシア。
降伏した日本に、不可侵条約を破棄して侵攻してきたロシア。
あの行為は、白旗を揚げればノーサイド、というフェアな精神が基本である日本人の価値観にはないものであり、不快。
尖閣列島、漁業もあるが、海底資源をにらんだ、中国の横暴。
北方四島、大好きなカニを含む漁業への影響が大きい。


昨日の事務所帰り、いつものバーへ、クールダウンのために立ち寄った。
若者が2人、ムック本を片手に議論している。
本のタイトルは、ウィスキーXXXX(読み取ることができなかった)。
聞くともなく聞いてると、ウィスキーの種類、飲み方についての議論、というか知識の整理。
失礼ながら、内容は極めて初歩的なもの。
彼たち、多分、そのバーも情報誌で得た知識で来店した模様。
この様な姿、多い。
きっかけとしての情報誌は価値があるが、その後の展開がキーだろう


話はわき道にそれるが、、、
街中で、情報本、インターネットプリント、等を片手に、店を探す人をよく見かける。
情報本を格好良く携帯できる、肩掛け式ブックカバーも販売されている・・・
見栄っ張りなのかも知れないが、自分の場合、その様な格好悪いことはしたくない
住所&地図を頭に入れ、あたかも何回も訪問している様な顔をして、その店を探す。


食の本、以前は食に造詣の深い作家が書いていた。
谷崎潤一郎池波正太郎、食に関する、味わいのある随筆というか短編を良く書いていた。
田辺聖子丸谷才一開高健、彼らも書いている。
これらの本は、いわゆるライターが書いた本とは一線を画す内容、周辺・関連の知識が豊かになるし、ストーリーもあり、読み物としても楽しい。


若い頃から好奇心旺盛だった自分、雑食系であることは自他共に認めること、情報収集も多岐にわたった。
まずは大型書店へ行き、関連するジャンル全体を眺め、目的とするいくつかの本を選ぶ。
基礎知識をつけた後は、その派生ジャンルをおさえて、納得する。
ムック本は、立ち読みで済ませた。
また、その道の専門家が身近にいれば、必ず問うてみる、ということをしていた。
なぜなぜ問答、これが基本


インターネット、便利ではあるが、情報は平板、誰かのスクリーニングがかかっている。
情報は生が基本。
現場に出向き、自分の肌で感じ、確認することが肝要
それを継続すれば、知る、ということが楽しくなる。
インターネット情報は、おさえに使うということであり、これだけで終わっては、ダメだと思う。
情報は、最低でも3D、とにかく立体的におさえることが肝要


ホテル事業を企画する、運営改善を検討する、資産価値評価する、これらは、全て情報戦。
いかに正しい生情報を得るか、これにより結果が異なることは、これまで何回も経験している。
手を抜かず、現場主義をこれからも継続することにしよう・・・・



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