働き方は様々だが、基本は??
原発事故の収束がみえない。
一般人に対する説得力のあること、それは収束工程の確定とその実行だろうが、その軸が揺れている。
これでは、安心できない。
IAEAが査察に来る、ということだが、東電を含む国内関係者、明快な現況説明ができるのだろうか??
ところで、、、、
街中に二宮金次郎が増えてきた。
現在の金次郎、手に持つのは、本ではなく、スマートフォンを含めた携帯、ところ構わず、操作しながら歩いている。
個々には意味があるのだろうが、歩行スピード&歩行方向、多くの流れと一致せず、イライラさせてくれる。
みんな、そんなに忙しくなったのだろうか?
昨夜、前職時代の後輩と食事した。
彼がマニラ赴任中、あるプロジェクトで、5,6回訪問した際は独身だったが、最近結婚した、とのこと。
しかも、良いオヤジになっていた。
フラフラする会社に見切りをつけ、会社を辞した後、数社を経て、外資系の現会社へ転職した、という。
ネットを用いたビジネスモデルで伸びている会社、急激に業容拡大でひずみも出ている様だ。
労働力移動、多くの受け皿になっているのは、これらの外資系とカタカナ会社。
仕事ぶりを聞いてみた???
・忙しいし、楽しい
・毎日、深夜まで会社で仕事をしている
みんな遅くまで残っている
自分より早く帰る部下はいない
・業績評価が非常に厳しい
・部下も15名程度おり、その業務管理も大変
途中入社が大部分、玉石混交
植木等の歌った「スーダラ節」で言われたサラリーマン像とは大いに異なる。
数十年前の話、IBM・日本法人に就職した大学の先輩、「IBM社内の評価、残業は無能の証、意地でも定時退社!!」と言っていた。
普通の日系会社、部署単位、隣席の様子を見ながら、仕事も無いのに残業、その後、みんなで飲み会、という様な、団体行動が当然だった時代、超優良会社IBMの働き方は、とてもクールにみえた。
外資って、みんな、その様にクール? とみていた。
システム導入(「OA化」という、化石のような言葉が流行した)により、残業軽減&ペーパーレス実現、これもみんな嘘つき、だった。
付き合い残業は減らない、ペーパー使用量はプリンタ&コピー機性能向上により飛躍的にアップ。
PC導入により、事業企画書の収支シュミレーションは、大いに増えた。
某東京プロジェクトでは、50種類程度のシュミレーションをした・・・・
バブル崩壊、規制緩和、定年まで保証される就社制度の崩壊、ビジネスモデルの変化、ファンドを含めた投資家グループの台頭。
少なくとも、働き方については大きく変化したが、深夜まで明かりがともっているオフィス、外資系、金融系。
いや、丸の内地区を歩くと、どのビルも遅くまで明かりがともっている。
時差を伴う業務もあるから、一概には言えないが、全業種にわたり、遅くまで仕事漬け?
しかしながら、現実の業務内容を精査してみると、コンプライアンス等の導入強化により、追加業務の発生、業務フローの複雑化はあるも、本質は全く変わっていない。
大企業、一定のレベル維持はあるも、実務は、その担当者の技量に大いに左右される、こともわかる。
築地の「たけの食堂」で魚料理をおごり、実体験を踏まえ、後輩へアドバイス。
・ONとOFFのメリハリをつける
ダラダラ仕事は、全体を見渡す力が乏しくなる
・朝は7:30迄に出社、午前にウェイトを置く
大方の仕事は午前中に済ませ、午後はイベントに備える余裕が必要
・定時退社、OFFは街に出て、大いに楽しみ、世界を拡げる
上司が残っていると、部下も帰ることができない
経費削減、節電にもなる
・約束は守る。かつ実行できない約束はしない
客先を含めた信頼が仕事の基本
・いつでも好奇心。全方位で好奇心
好奇心は研究心につながる
・無駄な金は使わない
これは大きなお世話だった
やはり、こういった先輩のアドバイスは、銀座の高級クラブでするほうが効果的??
でも、その後に行った店の居心地が良かったから、それはそれで良いか・・・・