ほどほどが良い??

琴光喜、そーかぁ・・・
相撲好きだから、国技館へもたまに行くんだけど、そーかぁ・・・
仲間内で、可愛く遊んでいるレベルであれば、言われることもないだろうけれど、こういうのはエスカレートするんだろうなぁ??
お相撲さんは基本的に勝負師だし、勝ち賞金を始め、ストレートなお金が行き交う世界だから、国技=聖人君子を求めることもほどほどに、という側面もあろう。
但し、暴力団とのつきあいにほどほどは無い、絶対ダメ!!


ほどほどと言えば、夜の店でのカラオケがある。
リーマン駆け出しの頃、上司に連れられて行く銀座のクラブ、並の経済通がかなわない程の知識を持ち、常に勉強している女性がたくさんいた。
その後、自分で行くことができる様になった3〜40代、そういう店が銀座だったし、他の街へ行く気は全く起こらなかった。
そーか、そういうものか、これが銀座の価値か?! と納得していた。
そういった時代も去り、現在はカラオケが主役になっている店が多い。
もちろん、必ずしも高級店ではなくとも、旧来の空気・志をもっている店は今でもある・・・・


で、カラオケって何?
草創期は、画面なしのアカペラ、ついで8トラックのビデオで「はい、どーぞ」のサインもなく、という時代が続いた。
今ではワイヤレスで、しかもごく簡単に選曲できる様になり、音も良く、効果も入り、歌い易くなった。
これが普及して喜んでいる人はだれ?
水割りを作って、リクエストを聞いてカラオケ回して、それで接客ができる時代だから、人件費を下げることができる経営者?
昔の様に会話が楽しく、きちんと接客できる女性はいないの?
次の同伴の約束を来店時にするのではなく、メール・携帯でのセールスコール(?)で済ませる時代、だよ。
そんなの無理だよ。
昔は携帯もなく、会社へ銀座のお店から電話がはいる時は、支払の確認? お店辞めます、とかいった連絡、時にはセールスコールも入り、妙にかしこまってそういう電話に応対した。
でも、隣の人はばっちり聞いているし、分かっている・・・


ある時、ひたすら歌うグループが居た。
小さい店で、3人、止まることなく2時間程度、歌い続けている。
隣に座る自分達3人、深刻な話をしているのに、ややもすると、隣で絶叫する歌で聞こえない。
店は、店の人・客・造作のコンビネーションで成り立っている。
周囲に配慮することも大事だし、歌い続けるのはカラオケボックスで思う存分すれば良い。
そうすれば誰も止めやしない。
カラオケの普及で深酔いする客が少なくなったとも言われているが、これは良い効果であろう。
自分に自由ということは、他人にとって迷惑というケースが多々ある。
ほどほどにカラオケを、というのは、ある意味でパブリックの場でもあてはまる。


仕事は最後まで貪欲に仕上げる、でもパブリックでの自由はほどほどに、としたい


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