趣味としての写真

岡ちゃんの言葉、「・・・戦術を越えた力・・・」、いーなぁ
選手個々人の、『勝つ』という意志の力がどれだけ強いか? という意味もあるあろう。
そうそう、中国では、賃上げストが続発しているね。
労働者は、いつまでもおとなしく従順な働き蜂ではない。
労働分配率アップを要求する労働者の意識にフタをすることはできないだろうし、進出企業にとっては克服するべきステップだろう。



今日は趣味の話


昔から写真は好きだったが、どちらかというとメカとしてのカメラに興味があった。
その当時のカメラ小僧のあこがれは「ニコン」だった。
でも、ニコンFは高嶺の花。
学生時代、セカンドブランドのニコマートで我慢し、レンズも50mmF2(標準)だけ、翌年135mmを入手した時はうれしかった。
あの頃は、『NIKON』を冠していたのは、報道およびプロの定番である『F』シリーズだけ。
今と異なり、ニコンの志を感じ、早く『NIKON』を手に入れたい、と願った。
いつからだろう? 1万円台のコンデジにまで『NIKON』をつけ始めたのは??
就職して、中古のF1(1台)、中古2+新品2のF2(4台)、F3(1台)と進み、レンズもマクロ、超広角から500mm望遠まで。
F2からはモータードライブ、ついに報道用チタンボディ(新品)も入手!
で、35mmカメラはそこでストップ。


報道チタンF2にレンズは85mmF1.2、プロ・ストラップ、モードラをつけ、どこへ行くにもカメラをぶら下げていた。
被写体は、長男が主で、気まぐれで木造建築。
そのセットで子供はないだろう、という声もあったが、イガグリ頭の長男をカメラで追いかけ、写真は多数。
その当時の年賀状は、お決まりの、子供の写真を使った親バカシリーズ。
でも、次男の写真はなぜか少ない・・・・
仮りに、第2子が女の子だったら、また違っていただろうか???



大阪に4年半居たが、その時、道具としてのカメラより、写真撮影そのものにはまった。
関西は、季節毎に撮影ポイントが非常に多く、風景を撮してまわった。。
土門拳の奈良・室生寺シリーズをみて感動。
室生寺詣でを繰り返した。
室生寺五重塔、台風で傷み、修復後に様変わりしたが、大阪に居た頃は土門時代のまま。
初雪で、会社をズルして彦根城へ行った時は、良い写真が撮れた。
吉野の桜、雨の奈良・飛鳥地区の古刹、、、
赤目四十八滝は紅葉、また雪・氷の時期・・・
風景で35mmではもの足りず、ついにハッセルブラッドを入手、レンズも500mmまで揃えた。
三脚はジッツォで、もっぱらレリーズ撮影。
勿論、フィルムはリバーサル フジクローム50が大のお気に入り。
特に、雪と氷の世界に強かった。
35mmとは全く異なる6×6の世界。
いくら伸ばしても大丈夫だけど、大きくすると未熟さが出るし、お金もかかるので、六切りが限度・・・
プロになってしまった梅ちゃんと、いろんなところへ、撮影するために良く行ったなぁ
特に、朝の数分のために、前夜からテントに泊まり込み、ってことが印象的だった。


で、今は?
沢山あるカメラは、キャビネットのなか。
年に1回のクリーニングの他は手もつけていない。
今や、カメラ不精。
数年前、必要に迫られて、キャノンのコンデジ買って喜んでいたが、イマイチ不満あり。
そりゃ、そーだよね。
1000万画素あるといっても、あのサイズで3倍ズームじゃ無理、無理・・・・
ということで、今年初めに、リコー社製デジタル3 ズーム無し単玉に乗り換えたが、これは良い。
すっかり気に入り、いつもバッグのなかにいれ、待機中。
でも、居酒屋で料理の写真を撮る様なことはしない。
もっぱら、事業企画、あるいは資産評価の現場で、記録写真、という様に仕事使い。
さみしい・・・・


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