オイルサーディン

観てます?
カップ、観てます??
日本vsデンマーク、前半で、本田、遠藤がフリーキックで2点! えらい
昨夜、街を歩く人が少なかった。
食事をした店でも、今夜はダメだ、と諦めていた。
カップ、市場に対する影響力あるねぇ
さあ、今のうちにブログを書いて、後半に備えることとしよう


今や、おつまみ缶詰の代名詞となった、オイルサーディン缶詰。
世界中で大量にとれる魚種だし、味付けも自由、缶詰にピタリの素材だろう。


神戸に住んでいた頃、JAZZバンドマンとマスターの2足のわらじを履いていたTさんが経営する店によく行った。
そこで、教えてもらったオイルサーディン缶詰の調理方法
Tさんの芸者上がりのお母さんがその店にも出ており、その人からの直伝で、お店でも簡単なおつまみとして出していた。
その時、使用していたブランドは、キングオスカー
調理方法
・開缶し、中のオイルを半分程度捨てる
・オニオンの輪切り(5MM厚)を上にのせ、弱火のガスコンロにかける
・数分後、醤油を少々たらし、数分そのまま
・仕上がった後、くし切りレモンを絞ってできあがり

いたく気に入り、自宅でも良く作っていた。
オニオンの輪切りをみじん切りに替えるとお菜になる。
独身時代、おつまみとおかずの両刀遣いだったけれど、往々にしておかずとなっていた。


その後の大阪時代(およそ30年前)、北新地にある『サンボア』というバーに良く通った。
『サンボア』は、美味しい『ハイボール』を出す店として、当時から有名店だった。
最近、S社が大キャンペーンをかけているが、同じ角瓶を使っても全くの別物。
抗議したい!!
ハイボールファンとしては、サンボアのハイボールを飲んでから評価して欲しい、と強く願っている。
そこでもオイルサ−ディンは、定番のおつまみだった。
しかし、使用する缶詰は、京都・宮津『竹中缶詰』製。
調理方法も微妙に異なる。
こっちの方が断然美味しい!
調理方法というよりは、缶詰そのもののおいしさか?
子羽イワシを贅沢に使った『竹中缶詰』製は、相対的に大型のイワシを使ったキングオスカーとは異なる。
その頃の『竹中缶詰』は、ごく限られた流通ルートにのった商品であり入手が困難だった。
今では、限られた店ではあるけれど、東京でも入手できるし、ネットでも買うことができる。
また、『竹中缶詰』を誉め、調理方法をブログで語る人も多い。
『サンボア』は、1918年、神戸・花隈が出発点であり、外航船の食材として多用されていたオイルサーディン、それをヒントにしたと勝手に推測している。


後半が始まって5分、デンマークも必死。
でも、日本は、キーパーを含めて良く守っている。
追加点を期待しながら書いていると、目がついTV画面に流れている・・・


『北新地サンボア』が銀座へ進出し、このオイルサーディン缶詰を出している。
やはり、美味しいし、あれを食べたい、という友人が何人もいる。
この店も、やはり『ハイボール』が売り。

最近富に有名になった『銀座ロックフィッシュ』も、大阪『ヒルトンサンボア』で修行したMさんが開いた店、同様に出している。
ハイボール、オイルサーディン
でも、ここのハイボールは、サントリー角瓶・復刻版(43度)を使うところがこだわり。
後2年程度(現目標:225杯/日)の角瓶ストックがある、と聞いた。
『サンボア』はキッチンが裏だから、調理手順をみることができない。
聞いたが教えてくれないので、オープンキッチンをもつ『銀座ロックフィッシュ』で、カウンター横からじっくり観察
・開缶し、中のオイルをスッキリ抜く
・弱火のガスコンロにかける
・数分後、なにやら半透明の液体(白ワイン??)を少々かけ、ネギのみじん切りも少々のせ、数分そのまま
・仕上がった後、山椒の実(加工品)をのせてできあがり
サーディンをつまみながら、かつ山椒をかじりスッキリ

そーか、そいうことか・・・
しかしながら、白い液体のことは、何回聞いても教えてくれない!


で、教訓
・上には上がある
・向上心、好奇心を常に持つべし
・ネットの効用、恐るべし
・ついでに、、、
 オイルサーディンの調理は、カリカリにせず、ふわーっとした段階で火を止めること
 入手困難な山椒の実の代わりに粉山椒、かけてはいけない
 ロックフィッシュの店主に頼んで、少し分けてもらうべし  
・更に、、、
 『銀座サンボア』&『銀座ロックフィッシュ』のハイボールを飲まずして語ることなかれ
 2店のハイボールは、同根なれど、微妙に異なる


 

http://www.timeandtide.co.jp/