出張みやげ

暑いなぁ・・・・
気象情報、今日の気温、35度を超えそう。
体温とほぼ同じ。
熱中症にならない様に気をつけよう。
幸いにも、今日は旗日、休日だから、仕事熱中症にはならない。



2回続けて仕事の話をしたから、今回はいつもの様に(?!)ふつうの話


出張に行った時、自宅へのおみやげ、何歳位まで気にしていた?
出張、それはリーマンにとり、非日常性の出来事。
非日常的となれば、自ずから行動が変わってくる・・・


自分的には、その回数により変化したと自覚している。
年に数回程度の頃は、帰りの空港、駅で、必ず、子供の顔を思い浮かべながら、品物を選んだ。
つまり、子供が喜びそうな、かつ自分が行った土地に対する興味がわく様な品物を選んでいた。
こう書いた時、プロジェクトで知り合った、ある地方紙の偉い人の話を思い出した。
その人に、自分のおみやげ選びの話をした時の反応が印象的だった。
「自分は新聞人だから、出張に行った時、その地域の地方紙を持ち帰り、それを自宅のリビングに、さりげなく置いておく。それで、子供が興味を持って、自分の道を選んでくれれば良い。」
その時は、併せて子供の職業選択の話もしていたと思う。

なんだ、共に、微妙に『教育パパ』じゃん・・・・


海外出張が始まった後は、写真がそれに加わった。
スライドにして、「出張報告会」を開催、日頃見ることのできない風景を家族に見せた。
そのためのプロジェクターまで調達、スクリーンは壁(その頃は、きれいな壁だった)
子供の好きな飲み物を用意し、ナレーターはもちろん自分。


海外への出張先はもっぱらアジア
マニラのジプニー、バンコック・ジャカルタの雑踏、ミャンマーのパゴダ、クアランプールの生活市場、・・・
幼稚園に入る前後から中学生位まで、息子2人には、珍しい風景だったに違いない。
長男のアジア好きは、それが刷り込まれていたからもしれない・・・


香港への出張時のみやげは、更に、地元で作られ、売られている、夏用の服が加わった。
香港へは、ホテルPMS導入の仕事だったから、2年間くらいの間、よく行ったので、よく買った。
ユニクロのない時代、安価で丈夫な夏服は、家計の助けになったに違いない!!
背中に、1/4+1/4=1/2、とデザインされた、ピンク&グリーンのコットンベスト。
「幾つ迄着ているのか?」と最近、次男に聞かれたが、いまだ健在!
もちろん、質問の主旨が、ベストの耐用年数ではなく、その色にあることは十分に承知している・・・


年間で240日位出張していた時期もあったが、その頃はおみやげも、時々、になった。

そして、子供が大きくなってからは、もっぱら、酒のつまみとしてのおみやげ、となり、今に続いている。
愛する人に、その人の好みの味を探すことも楽しみのひとつ・・・・
ホンマに??
本当だよ。
この前の沖縄出張、完熟マンゴー、島バナナ、塩、黒糖、と買って帰った。
重たかったし、痛みやすいマンゴーは、特に気を遣う・・・


出張先でのおみやげ選定、一番は地元の市場。
地域の生活市場に行くと、その土地の生活内容がわかる。
野菜、果物、グロッサリー、生活用の各種道具類、見るだけでも楽しい。
特に、道具類は輸入物より国内産の方が工夫・特徴があって良い。

更に、国内外を問わず、生活市場へ行くと、その国・地域の民力等もよくわかる。
ホテルの飲食店舗で消費する食材発見もそのひとつであり、参考になる。
でも、これは後付け理由のひとつ
2年前に行った、ドバイのゴールドスーク、さすがに見るだけに止めた。
同行者の皆さんは、ゴールドチェーン、金の小さな塊、を買っていたが、手元不如意につき、断念。
かわりに、その近くの生活市場で、ナツメグ等の乾果物、いろいろなものを買った。


2枚、夕刻の市場写真をつけた。
下の写真の店で乾果物を買った。
この市場は、ドバイの中心的な市場であり、仕事帰りの人達が、食材を調達する場所。


で、業務出張で職場へのおみやげ
様々な価値観はあろうが、自分はそれをしていなかった。
これって、どうなんだろう??
『おみやげは笑顔でいいの、おとーさん!!』、ではないが、成果が最大のおみやげではないだろうか・・・・



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