ひさびさの新宿

お手軽登山による遭難が多発している。
装備はお金で買える。
しかしながら、体調を整え、登ろうとする山に対する体の準備は、自己責任。
更に、当日、登頂期間の気象情報を冷静に判断し、可否を決めることが必要。
救助出動は、費用も膨大、二次災害の恐れもある。
日常、電車・車等で移動する生活をしている人にとって、夏山といえども簡単なものではない。


昨夜、久しぶりに新宿へ行った。
1年ぶり?
事務所から新宿まで、都営大江戸線で20分弱、便利。
都庁近くの、1500室の客室を持つホテルで待ち合わせ。
約束は18時、少し早めに行き、ホテル内を見て回った。
定期的なリノベーションを実施、良くメンテナンスされており、清掃状況も良い。


その後、ホテル内の中華へ。
この店舗もホテル規模にあわせたのか、300席の大型店舗。
有名な周富徳氏も一時いた、昔から人気の高い店。
常に中国からきた料理人が5人程度在、チャーシュー専門の料理人もいるという。
一日中、ひたすらチャーシューを作っているのか・・・
「芝エビを塩味で、季節の野菜を少し添えて」、とメニューにないものを頼んでみた。
豚バラxxxxは、本当に美味しかった。
18時から20時位まで居たが、個室はわからない(サービスに聞いたところ、ほとんど無し、とのこと)が、ホールでは3〜40人程度の入り込み。
8月、月曜日と差し引きしても、厳しい状況。

その後、撮影などでもよく使われるメインバーで1時間程度過ごし、帰宅した。


ホテルでお願いしたことと感じたこと
・フロントで「 Fact Sheet ください。」と頼んだが通じず・・・
 Fax Sheet と何回も言われてしまった。
 GROでも通じず、Sales Kit は?、で、漸く通じた(?)が、来た Sales Kit は宴会ご案内だった。
 ホテル全体の案内が欲しい、営業との電話のやりとりで、海外セールスと言っていたから、
 英語版でもよいから、ともお願いしたのだが・・・
 時間が無く、取り置きを頼んでいたのだが、渡す時に内容確認をして欲しかった。
・レストランで、 メニューにないものを頼んだが、黒服に笑みが欲しかった。
 料理は美味しかったのに・・・
 レストランでも、ドラフトビールは冷やしたグラスでのサービスが欲しい
全般に、サービスの人、笑顔が少ない。
疲れているのか、営業状況が厳しく、予算達成に必死なのか。
接客の第一線が疲れている、ということは、良くないし、顧客の立場からみても楽しくない・・・・


外資系6星クラスのホテル進出以前、東京中心部、総合都市型ホテルマーケットを調べたことがある。
お台場等の特殊な立地を除き、ADRベースで大づかみでいうと、1.日比谷・虎ノ門 2.赤坂 3.新宿 4.白金・品川 の順番だった。
具体的なホテル名が浮かんでくると思うが、そういう感じだった。
いま、これに外資系6星がかぶるのだろうけれど、日比谷・虎ノ門が相対的にポジションを落としたきらいがある。


新宿マーケットは、ボリュームが大きい。
これは、交通ターミナル機能による集客力に加え、大型ホテルの営業活動の成果が大きいと考える。
しかしながら、このなかでも、ホテル毎に実績は異なる。
自ホテルのポジションを明確にできないホテルは、運営品質ならびに営業活動も中途半端なものになり、顧客にも迷いが生じるのだろう。
旗幟鮮明、ポジショニングの明確化、は、どの分野にも当てはまる。
注意しよう・・・・

 
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