環境と共生するリゾート施設

元高を更新している。
為替管理は難易度が高く、かつ経済に直結する。
円ドルも円高が進む様子。
株価も動く・・・・
東大寺大仏もお身拭い、だよ。
家も、1年に一回は大掃除をしなくっちゃ。


外は、暑いというよりは熱い・・・・
えっ? 今日が立秋?? もう秋??? そんな感じは全くないねぇ。
今日は、エアコンなし、首にタオルを引っかけ、ビールを飲みながら、夏の沖縄にいる気持ちで、ゆっくりブログ。
リゾートに関連したテーマにした。


沖縄に限らず、リゾート施設を企画する時に常に意識する必要のあること

リゾートは、非日常性を楽しむ、ということ
豊かな植生のなかをちょっと間借りして、ゆったりした時間を楽しむ、ともいえる。


先日のブログ「開発許認可」でもふれたが、一般的に、リゾート施設は、自然環境の良い場所を開発し、施設を建設することになる。
ある意味では、良い環境を傷つける行為となる。
このため、計画時に注意する必要のあるポイントをあげてみた。

・施設の配置計画は、計画地の地形に配慮したものであること
・施設・建物は、周辺環境にとけ込む様に計画すること
・周辺の植生を良く調べ、勝手なランドスケープデザインを描かないこと
・開発造成工事の後、修景に使う植生材は、できるだけ地域内から調達すること
・下草・草花にまで配慮すること
・造成工事/建物施工計画では、現植生の伐開を最小にしたものにすること
ということかなぁ
できれば、植生の歴史を調べ、変わっている様であれば、原植生を復活する様に配慮することもリゾート施設の責任として、付け加えたい。


開発造成計画、建物設計は連続した業務ではあるけれど、設計者は異なる。
このため、建物設計者に対して、連続・継続した、コンセプトに基づく指示、アドバイスが必要。
全体を統括する視野の広いプロジェクトマネージャーが必要となる所以。


自然に配慮し、環境負荷を押さえたリゾート施設となるためにする事前業務は?
・現況測量をしっかり実施すること
・年間を通して現況調査を実施すること
・通年型の環境調査を実施すること

環境は季節によって変化する。
春夏秋冬の各季節・時期をおさえた調査が必要であり、結果として事業性にも好影響をもたらすこととなる。
また、計画地の地形を正確につかむために、細かいグリッドで測量、切り・盛り土を最小にすることによって、自然を守ることができるばかりか、事業費を抑えることも可能になる。
更に、これらの結果を、事業関係者が共有する必要がある。


沖縄の仕事で知り合った、環境調査の専門家。
丁寧な仕事をする、環境・植生に対する愛情深い人だった。
興味のある方は、下記HPをごらん頂けたらと思う。
http://www.nansei-kankyo.co.jp/
少々かたい内容だが、その意志を十分に感じることができる。


石垣島で、ある事業者による、周辺環境を無視した計画が不認可となったが、当然のことだと感じた。
同市では、開発が厳しく規制されている。
秩序のない開発に対する行政の怒りであろうが、これも当然と考える。
宮古島でも、自然環境を守るべく、条令制定が検討されている。
八重山諸島久米島等の自然は貴重。
良心的な開発屋であれば、事業性と自然環境が両立するリゾート企画は可能。
自然を間借りしている! 』、という意識を持ち、環境との共生を積極的に取り込んだ企画は、結果として、顧客からの評価が高いリゾート施設となる、ことを理解して欲しい


今夕は、上野にあるビアガーデンへ行く予定
レストランが夏期、季節営業するビアガーデン
例によって、新家族(予定)6人組でのビアパーティ
7月のお誕生日/食事会で盛り上がり、今回の企画となった
顛末は明日にしよう



http://www.timeandtide.co.jp/