達人の仕事

ロシアの異常気象
40度を超える気温
干ばつによる小麦輸出禁止・・・
冷房が不要だった北海道、北見市で37度!
海水温度もあがり、日本近海の魚種が変わってきている。
干ばつ、豪雨、世界で様々な異常な状況が続いている。

経済変調と異常気象に気が重くなる。


うれしくないニュースが続くなかでホッとした。
NHKで放送していた、大阪・松原市在の、あいがも生産農家、の話。
TVを横目で見ながらブログ、とPCに向かったが、思わず見入ってしまった。
140年続いたあいがも飼育をこれから140年は継続する、という自信に満ちた言葉。
そのために、自分もそうだったが、自分の子供も4歳の頃から飼育に関与させる。


キーワードは3つ、と放送でまとめていたが、改めて整理してみた。

自分で捌く
 ホールで出荷せず、自分で捌くことにより、肉の仕上がり状況がわかる
直 販
 料理人の反応が直接伝わる
 生で食することのできる販売地域が出荷範囲
毎日、家で食べる
 これも、仕上がり状況がわかる
育て方
 生まれたての水浴び
  水鳥としての「かも」の本能を呼び覚ます
  尾の付け根から水に浮かび易くなるための油を出す様になるが、雛の時にしないとダメ
 扇風機に象徴される気遣い
  夏のストレスをおさえる
  多湿時の床整備等、季節毎に気を遣う内容が異なる

あいがもの油がしつこくないのは、不飽和脂肪酸の含有量が69%程度だから、ということもわかった。
牛、豚と比較して、10%以上多いそうだ。
先日の焼き鳥のコースにも、あいがもが入っていたが、そういうことか・・・


自分のコントロール可能な範囲でのビジネスは、経営規模に限界があるだろうが、良質なあいがもを提供するための限界か。
アレルギーの人にも食べることができるとのこと。

どの様な仕事にも通じる、真摯な姿勢、重い言葉を感じた。
飼育農家の人、極める仕事をしている人に共通の、自信に満ちた良い顔をしている。
共感する。


ところで、昨夜のビアガーデン
5時開店、予約できず、ということで、5時15分過ぎに入店
席は、6人分を無事確保した。
5時30分位には、ウェイティングの列。
やはり、この夏で一番混む日だったのだろうが、早めに行って良かった。

料理の美味しいレストランが運営するビアガーデン、ということで、おつまみを期待していた。
また、女性のビアガーデン人気が高い、ということもあり、どの様な工夫があるのか、なにが受けているのか、という点にも興味があった。
20種類程度のメニュー
工夫は、牛肉のタマネギはさみ揚げ、スモークサーモンのサラダ仕立て、に見ることができたが、それ以外は???
ウェイティングを含めた入客者は、土曜日ということもあったのだろうが、カップルとファミリーが大部分。
女性が支持するポイント、最後まで不明。


結局、1時間程度で、神田・新八へ移動。
季節のハモ料理もあり、大満足。
神亀純米酒、少々飲み過ぎた。
自宅にたどり着き、玄関口でそのまま2時間位寝てしまった・・・・



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