地下埋設物

セ・プロ野球、希望通りになってきた・・・
中日が頑張っている。
阪神は、高校野球にホームを譲り、出張野球期間。
もっとダンゴ状態になって楽しませて欲しい


今朝は雨、気温も下がっている。
今日は、ひさびさの30度未満らしい。

また、台風4号が宮古島へ接近している。
宮古島には関係しているプロジェクトがある。
未着工のため施設への心配はないが、現植生への損害が気になる。


都市の地下には、様々な地下埋設物がある、という。

東京メトロ銀座駅」構内、三越松屋側の地下、地下埋設物を覗くことができる。
30年以上も前、そこを覗いて、妙に感動した。
これは、地下に埋設されているインフラ関係のものを覗かせてくれる仕掛けだった。


昔、「帝都東京・隠された地下網の秘密」という本を、本屋で見つけ、即購入した。
読後、本棚においていたら、当時大学生だった長男がみつけ、はまった様だ。
続編を買ってきて、読ませてくれた。
地上からは想像もつかない複雑な地下の各種構造物の一部であろうが、その時代の政治がなにを企画していたのか、推測するだけでわくわくしてくる。
今の政治では想像もつかない様な巨大な権限と予算を持っていた、とも推測できる。
中央官庁の役人の仕事、さぞかしおもしろかっただろう・・・・


事務所から新橋へ歩いていくと、巨大な土木工事が進んでいる。
通称『マッカーサー道路』、正式名称は『東京都市計画道路幹線街路環状第2号線』。
『環状第2号線整備』事業として、進んでいるとのこと。
これって、東京都都市整備局の管轄?
国交省ではないのか??
このような大工事を、ある意味で一地方行政組織が実行しているのか??
東京都庁の力を感じさせる役割分担かなぁ・・・
そういえば、警察庁はあるも、警視庁って、ある意味で警察組織の実質的な頂点という感じがするけれど、そういうことか。

そのトンネル工事現場に、工事の進め方に関する概要、についてのボードが掲示されている。
これをみると、工事現場との対比で、すごいことになっている、ということが実感できる。
つらつらとネットで調べてみると、興味を持っている人、たくさんいるらしい。


埋蔵文化財の発掘も進んでいる。
建物建設時に必ず実行する必要のある、意義のある調査。
これは、良くわかる。

土地柄、江戸時代の高級旗本が住んでいた場所らしいが、それらの遺構が出てくる。

京都は埋蔵文化財の宝庫・・・
埋蔵文化財調査に1年程度は必要ということを事業計画に織り込む必要がある。

リゾート施設を計画する時にも、必ず遭遇する。
ただし、この場合、集落跡の調査となる場合が多いが、昔の生活を忍ばせる遺構が出てくる。
埋葬方法、その土地によって異なるし、災害・疫病等で移住したことがわかる遺構等も出てくる。
昔の人、情報がなく対処方法も限られていたこともあろうが、自然現象に逆らわず、お祈りすることで収めたい、という気持ちが遺構に現れている。


埋蔵文化財の調査には、歴史の研究が必須。
役所に残っている文書類の事前調査のみでは不足、昔からの言い伝えも合わせた調査となる。
歴史研究家の意見を聞くことも大事。
好奇心をかきたてる埋蔵文化財調査、法律が求めるから実施する、ということではなく、歴史の探究、といった様に、楽しみながら進める気持ちが必要。
予備調査で、何も出てきません様に、と願う気持が一方ではあるが・・・
とにかく、地下は楽しい・・・・、好奇心の宝庫


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