まだまだ勉強しなくちゃ・・・

9.11 今年で9年、時の経つのは本当に早い。
グラウンド・ゼロ、の近くにモスク建設予定、これには賛否両論あり。
まぁ、こういう議論がでることは当然のことだろうと思うが、どうなのだろう・・・・
余りにも狭量では、と感じるのは自分だけだろうか??


牽牛子塚古墳が八角形だとわかり、斉明天皇陵では、とのこと? 
昔、明日香村へは、写真を撮りによく出かけた。
天皇陵は立入禁止場所、埋葬者が不明な古墳はそうでもないが、被写体としては、残念ながら、魅力のあるものではないため、気にしたことはさほどない。
しかしながら、中大兄皇子の母親、という歴史の節目の天皇陵、大化の改新、古代史のその時代に改めて光が当たり、謎の部分が解明されると期待したい。


ブログには、その時の仕事が反映することは否めない。

宿泊主体型(プレミア)クラスのホテルを企画していて気になったこと。


計画ホテルは収益施設であると規定した場合、、、
宿泊が主たる営業部門である『宿泊特化(主体)型ホテル』は、これが崩れたらお終い。
現実には、多くの新興ブランドホテル、需給関係を含め、シングルマーケットを悉く破壊してしまった。
もちろん、利用者にとっては望ましい状況であろうことは想像に難くないが・・・・
既存ホテルを購入&リ・ブランド、あるいは新築、という新興ブランドホテル、実質経営者の多くはホテル経営経験が無く、スタッフもホテル運営経験の乏しい若手が実質的に決定することが多い。
このため、ホテル運営のキモ、はずしてはならない項目、等を理解していないことも予想される。
低価格で利益を出すために、必須経費までカットされている可能性がある。
これは、航空業界におけるLCC(格安航空会社)の安全性議論と共通している。


実際の議論では、、、、

マーケティングポジション、それに基づく販売計画が議論の基本であり、スタート。
この議論をバックアップするものは競合施設の実績データ類、各ホテルのブランド力、販売方法、販売力、施設内容、等々の違いはあるも、地域需要の実態を表している。
実績データ類は、個人的なネットワークで収集することとなるが、この説明が難しい。
どこまでデータ開示するか?


その後、ブランド基準を議論
施設計画では、客室構成、動線計画、料飲施設に対する検討、ファサード、駐車場設備
ホテル販売計画では、訴求マーケット、マーケットポジショニング、販売予測
ホテル運営計画では、運営品質、要員配置計画、原価経費算定、防災計画
テナント経営の見地からは、工事区分、賃貸借条件、建物維持管理手法

まだまだある・・・


育った会社環境が異なると、当然のことながら発想も異なる。
客先のみでなく、社内の一級建築士ともさんざん議論した。
前職時代、自社のブランドに基づく議論のみで済み、その点では非常に楽ちん、だった。
しかも、各種基準、マニュアル類も整備されており、議論の際、それをベースに、任意項目の採否を決めるだけ。
しかしながら、今は状況が異なる。
ひとつひとつ、質問に答える必要がある。
当然のこととして、深く考えたことの無い項目も多々あり、改めて考え直した。

様々な点で、非常に勉強になった。
感謝


これからも、もっと勉強しなくては、と、改めて考えた・・・・



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