拡大を続けるマーケットは??

昨夜、中日、巨人がそろって負けた・・・・
中日・阪神、2ゲーム差はあるも、再び混戦状態。
TVでは、スポーツダイジェストでの斜めチェックだけど、そーか
パ・リーグも、西武、マジックナンバーがついているけれど、ねぇ


事務所からの帰り、新橋駅方面へ歩くと、外へ張り出した飲食店が多々ある。
最近、とみに感じること。
会費3、000円位の店で多く見かける、年配のOB同窓会風の小グループ。
もりもり食べているわけでもないし、グビグビ飲んでいる風でもない。
そこそこのつまみで、生ビールか、焼酎のお湯割り。
多分、会社を退職した人達、しかも同じ会社を卒業した人達だろう。
現役時代には、自社の業容拡大にのり、覇を競い、ポジションを競った人達。
話の内容はわからないが、今は利害関係もなく、昔話に花を咲かせている、という感じ。
若いビジネスマンが界隈に出てくる、19時30分位にはお開き。
このマーケット、今後も拡大するだろう。


それなりの年齢になり、働いている若者を見ると、若い時の自分にダブる。
特に、息子を持つ父親にその傾向が強い、と思う。
若者が少ない自分たちの住まい近くでは、呑んでいても、何となく辛気くさくなる。
その点、新橋界隈は賑わいがある。
若いビジネスマン、OLの姿も非常に多い。
しかも集まりやすい。
同窓会にはぴったりはまる。


やはり、立地がポイント?
新橋・烏森付近、サラリーマンの聖地と言われていた。
烏森神社近くの横町、空地も出てきたが、代替わりで、エプロン姿のおかあさんの息子・娘が継いでいる店もあり、歴史は繋がっている。
結果、今もそんなに変わらない。
昔、良く呑んだ場所での昔話だから花が咲くのだと思う。
この界隈を外したらダメなのかもしれない。


熟年夫婦も目につく。
子育てが終わり、夫婦で食事、軽く呑む、という姿、目につく。
銀座ロックフィッシュ、週末の夕方、いつもと言える位、数組の熟年夫婦が、静かに呑んでいる。
あの価格設定および雰囲気だから、立ち寄ることができるのだろう。


まとめると、、、、
・店に立ち寄る時間は早め、かつ滞在時間は2時間が限度
・本物を知っている世代、単価は低いが、それなりのものは要求する
・場所は、自分たちの思い出の延長線
・馬鹿騒ぎはしないが、興じてくると笑いが絶えない


この需要は確実に存在する。
朝・昼はUコーヒー、夕刻以降は酒メーカーのSと、2社が得意分野を持ち寄ってコラボした店が展開していた。
2毛作運営と、業界では言われていたが、八重洲地下街の店には、会社帰りに、仲間と良く立ち寄った。
事務所の近くにもあるが、この形態は上手だと、感心してみていた。

同窓会・OB会需要は夕刻以降であり、コラボは不要。
メニュー仕立て、雰囲気作り、の時間帯運用で、どうにかできないだろうか?


ホテル業界、旅行業界、いずれも、このマーケットを意識した商品を企画している。
こういった世代の求めるもの、年齢的に近いだけに、良くわかる。
テーマは明快、無理をしない旅程、費用は可処分所得・貯蓄による足切りラインがはっきりしている
ただし、品質を下げて安い、だけではダメ。
この世代、現役時代に様々な経験を積んでいる。
品質を下げてしまうと、単に単価が低いだけ。
それでは、お買い得、割安とはいえないし、顧客にひびかない

ここもポイント。


お金があったら、自分目線で、新橋で一度は験してみたい、という誘惑に駆られる。
うちの監査役に相談でもしてみるか。
で、とりあえず、今夜も、新橋・銀座方面で、市場調査に励むことにしよう・・・・