温泉の魅力は?

尖閣列島の衝突ビデオ、流出元が判明した。
行為は許せないものだが、その人の心情を思うとやるせない・・・・


10日、久しぶりに温泉地へ行った。
何年ぶりだろう???
別府、温泉地としてあまりにも有名な場所。
平日ということもあり、街を歩く人は少ない。
別府のなかでも、優劣がついているという。
海岸線の温泉旅館・ホテル、何れも競争力を落としている、とのこと。
経営難で施設のリノベーションができないのが原因、とのことであるが、本当にそれだけだろうか?
過去の成功体験が災いし、次の一手がうてなかった??


温泉は、湯治が基本であり、これにエンタメが加わった業態
高度経済成長時の温泉、社員慰安旅行、農閑期の骨休め、家族旅行、こういった需要があった。
頑張ったご褒美としての温泉旅行、選択肢の少なかった時代には真っ先に考える行楽。


このなかでキングは社員慰安旅行
大型観光バスを仕立て、入浴、宴会で盛り上がり、2次会で街へ繰り出し。
翌日は、二日酔いの体で、ゴルフ or 観光、というおきまりのセット。
このため、温泉地のホテルは、取り込める時に最大限に取り込む、ということで、大型化した。
また、ホテルの外に需要を出さないため、ホテル内に、バー、カラオケバー、ゲームコーナー、なかにはボウリング場、等々の施設を作り込んだ。


しかしながら、頼みの大型需要がほとんど無くなった。
最大発地である、首都圏・関西圏からの団体旅行が激減。
加えて、顧客の趣向も変わった。
当然のことながら、これらの大型施設、維持するだけでも大変なことだが、運営経費は膨大。
自分のお金で好みの旅行プランの個人客へシフトした今、雑多な雰囲気となることが多い大型施設は敬遠される。
大型施設をうめるため、インバウンドを積極的にとっているが、これも個人客にとっては評価の分かれるところ


杉ノ井パレス、別府を代表するホテルであり、施設は民間施設とは思えないほど大型。
事業が行き詰まり、大手不動産会社が買収、一部リノベーションを実施している。
温泉リゾートは得意分野ではないが、館内をそーっと見て回った。
良く作った、とつくづく感心・・・・
大型需要が続けばキャッシュマシン間違いなし、それが無ければ苦しい
運営管理は大変だろうし、営業も半端ではない
このホテルの総支配人に敬意を表する。


どういう訳か温泉づいてしまい、今週末、登別温泉へ行く予定。
九州の温泉と北海道の温泉、比較する楽しみがある
単に良質の温泉だけでは人はよべないことは明らか
国内各地の良質な温泉地、それらにあって優劣がはっきりついている。
秘湯といわれている温泉地も同様。
そもそもの温泉としての魅力に加えて何が必要なのだろう?

温泉地の魅力について、少し調べてみることにしよう・・・・


http://www.timeandtide.co.jp/