上海の風

鹿児島県阿久根市長、市議会無視でリコール成立、これが今朝NHKのトップニュース。
名古屋市議会のリコールと対照的な結果。
阿久根市も有名になったが、如何なものか?


昨朝、初めて羽田から国際線で、上海へ
モノレール最後尾車両から、そのまま出発カウンター、本当に便利なルートになった。
成田開港前夜、羽田最終便の後、最後の荷物を持って成田へ移動する作業を指揮したEさんの苦労話を聞いたことがあるが、Eさん、今の羽田を見てどのように思うだろうか??
リタイアし福岡在のEさん、複雑な思いだろうなぁ・・・
上海便、B77-200、満席
聞くと、曜日に関係なく、ほぼ満席状態とのこと。
吉報、ホテルビジネスに期待がでる


ホテルにチェックインの後、1年ぶりの上海の街を歩き回った。
上海万博の特需にわく上海には興味なく、万博後の上海がどうなっているか、が今回の調査ポイント。
日曜日をみて、今日は平日の上海業務エリアを確認する予定。
上海のホテルに勤務する人にもヒアリング。
万博終了後の11月は好調だったが、12月に入り、厳しい状況とのこと。
例年12〜翌2月は低調だが、万博を契機に新規ホテルも増え、供給増が続いていることも影響している様だ


サービス面においては、明らかに向上している。
まず、フレンドリーな笑顔、これを強く感じた。
各種インフォメーション、基本的なサービスができてきた。
上海万博、ホテルサービスへも好影響を与えたようだ。
ホテル屋も育ってきている
ただし、新規施設にも残る施工品質の低さ、これは変わっていない様だ。


しっかり仕事をした後、旬の中国藻屑蟹(上海蟹)を求めて、銅川海鮮市場へ。
この市場、築地市場と良く似ており、海産物もあるが、隣にやっちゃ場もある。

陽澄湖産が上海蟹、と言われている様だが、ブランドは関係無し。
美味しい蟹、と場外店を回ってみたが、わからない。
しかも、日本語は勿論のこと英語もダメ、言葉が全く通じない。


持参した、上海蟹特集のムック本、これが大活躍。
銅川市場を特集しており、そのなかに、ある店が写っているページ。
これに、店の人が反応、知っている人の様だ。
近くの店の人達も集まり、みんな、そのページ、写っている男性を指差して、大笑い

30分もするうちに、言葉は全く通じないが、ボディランゲージ&ムック本、すっかりお友達状態。
市場衆、国は異なれど、シンプル、すっきりした本質は変わらない。



ムック本の編集者と思ったのか、奥のほうから特大の上海蟹を取り出し、写せ、と催促。
同行者の発言を勘違い?
日本から来る旅行客が、来年、自分が写っている本を持ってくることを期待している?


最初、80元と言っていた大型の上海カニ、最後には40元
上海蟹6、渡り蟹2、九州で言うあげまき6、隣の店で調理してもらい、すっかり満足。

11月に、日本で食べた上海蟹との美味しさの違いが際立ったが、これはなぜなんだろう?
この店で、ピータンに豆板醤がマッチすることを教えてくれた。


その後、フランス租界を散歩し、ヒルトンのバーへ。
バーのフードメニュー、本当に工夫しており、感心した。
フロントサービスのレベルも高い。
やはり、運営の安定しているホテル、見習うべきことが多々


今日は、新しいホテルを中心に、複数レベルのホテルを回り、状況をみることにしている。
中国は、インドと並び、ホテルビジネスにおいても、定点観測をする必要のある重要マーケット、興味がつきない。



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