ホテルでの心地好い、は?

市川海老蔵氏、記者会見での姿、役者はやはり違う。
内容は別として、台詞がうまいし、カメラ目線もしっかりしている。
千葉県・森田健作知事、やはり役者出身であり、同様。



前回に続き、今回は、ホテルでの心地好い、を考えてみた。

ホテルの基本機能は「宿泊」と、1日の始めとしての心温まる朝食。
1泊という長い時間、生活感のある総合的なサービスを提供するホテルに求められる、心地好い、は?


ソフトでは、過不足なく・感度の高いサービス、加えて正確性、迅速性、といったものが挙げられる。
ハードは、空間の快適性、それは、空間サイズ、新鮮かつ湿温度がコントロールされた空気、照明を含めたインテリアデザイン、必要十分な機能をもつ家具類、安定した温水供給および清潔な水回り、などなど
これらを過不足無く提供することとなるが、顧客のホテル利用目的、各々異なる
ここが、心地好い、を固定できない大きな悩み、となる。


前々回のブログ、顧客のホテル選択における意思決定は不合理、と書いた。
合理的な判断をしつつも、最後は、何かに背中を押されている。
最後に背中を押すもの、それは自分にとって、心地好い、ということ?
心地好い、これも大事な要素であろう。


昨今のデフレ状況下、価格快適性が最重要、と言う人もいる。
価格快適性、という言葉、本当にある?
自分の財布にとっての快適性? 
それは、自分の財布から出ていくお金をできるだけ少なくする、ということ?? 
一面の事実だとしても、そこには入りたくない、、、、


低価格路線にも限界がある。
競合との価格競争、運営コストのキャップがあり、低価格路線、今や限界に来ていることは明らか。
Rev.Par評価、同一条件下でのADRはサービス品質基準の設定根拠。
同額Rev.Parで客室稼働率を追えば、低単価戦略となり、結果としてサービス品質は低下する。


ホテルに対して顧客が求める心地好い・快適性、これを追求すること、ゴールのない楽しさ
極めることができれば、勝ち組になること間違いなし!!



ところで、今年のクリスマス
我が家の長男、永年おつき合いし、理解し合った、素晴らしい女性と入籍。
大変うれしいことながら、怖いのは『おじいちゃん』、という言葉。
当たり前のこと、と友人は言うが、そういうことなのか??
30日、長男の要請に応じて、我が家の味を伝授、という行事(?)を予定、張り切っている人がひとり。
ひとつひとつ、歴史ができるのも楽しみ・・・・


http://www.timeandtide.co.jp/