磨くべきものは?

全日本卓球選手権大会、10歳が2人初勝利。
愛ちゃんの記録を、1歳分、抜いた。
スポーツの世界、フェアに戦うことが前提で、勝つことが全てだろうが、負けた高校生、大学生、辛いだろうなぁ・・・


弾丸ツアー、無事終了、このなかで様々な刺激を受けた。

1978年開港の成田、開港3ヶ月後の成田で仕事をしたことがあるが、その頃の日本、アジア地区ではダントツの経済力を持ち、かつ経済成長を続けている時期。
欧米列強を追い上げる立場の強み、怖いものはない、といった存在だった。
様々な状況のなかで開港した成田、運航制限・入場制限もあり、正常な姿ではなかったが、利用客数、航空貨物のいずれも、アジア域内最大だった。
乗り継ぎ客も多く、華やかな存在でもあった。
今や邪魔者のジャンボも頑張っていたし、経済効果は確実にあった。
身分証明書(制限区域通行許可証)を胸につける姿、IDカードをつける習慣の無かった日本で、それなりに格好良い姿に映る側面もあった。
(今は、IDカードは常識、企業を離れてIDカードが無くなった人が寂しがる、ということも多々あり。)


開港時、空港周辺には、約3、000室、空港対応型ホテルがあった。
その後の空港需要の拡大を受け、現在では約9、000室の客室数、さすがに供給過多。

空港関連の宿泊需要は、以下の通り。
 ・航空便利用の前後泊(国内需要
 ・航空会社の乗員(国内社、外航社)
  運航宿泊、スタンバイ
 ・空港関連職員(国内需要が主)
  時間外の勤務対応
 ・乗り継ぎ(トランジット)客(外国人が主)
 ・入国拒否(禁止)者(外国人)


空港も、その国の経済力、あるいは政策の方向性を反映したものとなっている
今回視察した3空港、経済力もさることながら、国の政策の方向性を強く感じるものだった。
成田、ご近所の仁川と競っているが、旗色が悪い・・・・
卓球の試合に似ている??
日本、漸く羽田が国際線運航を再開したが、まだまだ不十分。

韓国の、仁川・金浦の関係は、成田・羽田に似ているが、仁川は成田と比較できない位に規模も大きく、経済自由度も高い。


チャンギ(SIN)、1981年開港、10年後に第2PTB、開港後27年目に第3PTBが建設され、巨大ハブ空港に成長している。
経済成長が続いている東アジアとの関係を含め、地政学的にも有利なチャンギ、航空政策も積極推進、更に成長する余地が大きい。
利用客からみた空港利便性、PTBも確実に進歩している


国際空港の空港間競争、本質は、行きたい時間に、行きたい場所へ、航空会社間競争のある価格で、ということの自由度があり、利便性が高い、ことだろう。
新しい空港には、免税店、各種ブランドショップ、多彩な飲食施設、その他付帯施設が整備されているし、過度? と感じる面もある。
免税店は別物かもしれないが、その他の諸施設は、待ち時間の隙間を補うもの
今回は、羽田から出て成田に帰ってきたが、その間の3空港との違い、これらを相対比較するチャンスは貴重だった。
何が先?、という議論はあろうが、磨くべきものを間違えない様にしたい



明夜のカタール戦、楽しみ。
カップとは異なるが、金曜日夜の繁華街への影響は???



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