再び、コミュニケーション

新燃岳が噴火した。
宮崎県側に火山灰等が大量に降った、とのこと。
強毒性の鳥インフルエンザが広まっている宮崎県、災害が重なっている。

昔、大惨事となった普賢岳大噴火の翌日、熊本市へ出張した時、火山灰の怖さを体感した。
TVニュースで、宮崎県側の、火山灰等による農作物被害を流していたが、よくわかる。
火山・地震王国日本の現実を再認識する事態だ。
九州新幹線の全線開業、今年の3月予定だが、影響はないのだろうか??


ところで、、、、
コミュニケーション、以前のブログでも触れたことがあるテーマ。
道具という意味では、言葉30%、ボディランゲージ70%、表情・身振り・手振りが効いてくる
方法という点では、発信より受信に重きを置く、つまり聞き上手であることが大事
一定レベル以上の感度をもって聞くことが主&発信を従、とすると、相手の希望・要求等が明確に見えてくるし、的確な対応が可能となる。


ごく普通の、無口な男性が妙にもてる、ということがある。
女性に聞いてみると、「あの人には、信用してつい話したくなる。ふっと気を許してしまう。」という。
本当に聞き上手だ、というケースが多い
自分もそうなりたいと思っているが、つい自分の主張が先に出る・・・


夜の街で繁盛する店
・顧客の表情等をみて、うまくガス抜きしてくれる
・その場を『聞き役』でリードして盛り上げる

そういった女性のいる店が多い。
なべて、成功している店のママ、マスター、本当に聞き上手だ。


ホテルの日常運営でも同様、顧客の表情で、その心理状態を敏感に感じ取り、対応できる運営スタッフのいるホテル顧客満足度が総じて高い。


顧客へのプレゼンテーション、説明スピードの緩急、別の言葉で再度説明する、など、顧客の反応に敏感に対応することのできるプレゼンテーター、提案を承認されるケースが多い。


こういったところが、コミュニケーションのキモ、だろう。


採用後の教育で、コミュニケーション能力を高めることは必須項目。
ただし、基礎能力は必要であり、これを人事面接時に見抜けることができるか、も大きなポイント。



昨夜、コミュニケーションについて考えさせられる場面があった。
ある人と食事をともにしたが、家族に対する想いが強い、濃密な家族間コミュニケーションの存在を感じた。
日頃は、快活かつ周辺への気配りに優れており、家族との濃密さを出す人ではない。
改めて考えてみると、日頃の優れた気配り、幼少期からの家族間コミュニケーションにより、無意識のうちに育ったのだろう。
家族間のコミュニケーション、金銭ではなく、親と子の心のキャッチボールがどこまでできるか、ということ。
反抗期の子供、親に対して無口になるが、そういった時期こそ、親から、おはようと言う常に話しかけるポイントでの親の体温を感じる強いハグ、といったことがなされていたかも重要。
もちろん、両親が仲良し、ということも重要だろう。


様々な人とのつき合いにより、刺激を受ける。
引き続き、広範囲な交流を心がけることとしよう。



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