事務所経営のキモ??

日本海側の降雪も漸く落ち着いてくる、とのこと。
雪には慣れているはずの地域でも被害が出ている。
今日の東京は暖かくなった。
狭い国土だが、高山が背中を貫く日本、ずいぶんと差がある。


忙しくて、お隣のホテル建設現場のことを忘れていた。
ひょいと見ると、4階部分の型枠・配筋をやっている。
鉄筋家族も型枠家族もなかよく一緒に作業中。
いつのまにか、当方の目線より高くなってしまった。
子供の成長と一緒だなぁ
写真も横ではダメだから、縦位置・・・・


ところで、、、
昨夜、弊社監査役(K)との会話
K:会社のキャッシュフローは大丈夫?
OK、OK、なんとかまわしている・・・・
会計上の利益も必要だが、零細企業、なんといっても基本はキャッシュフロー
勘定合って銭足りず・・・
昔の人は良いことを言った。
古今東西、このセオリーは不変だ。


きっかけは、事務所賃料の支払タイミング。
契約上は、月末までに翌月の賃料を振り込み支払いすることになっている。
以前は、月下旬の不定期に振り込みをしていたが、最近では月末日にしている。
昨夜、「今日、事務所の賃料2件支払った。」、という話をした
K:ギリギリにしなくとも、余裕を持ってするべし。
  何かあったら、翌日以降になり、契約違反となる。
これに対して、弊社の金管理基本方針(!)を宣言した。
請求は早く(現金は可能な限りしまい込み)、支払は遅く(契約ギリギリに)!!
そういえば、事務所の月次決算、監査役にみせていなかった・・・・
年度決算は監査役の印鑑が必要、ギリギリまでとっておこう。


キャッシュフロー経営という言葉、概念としては当然理解していたが、自分で会社経営をして、この言葉の重みを強く感じることとなった。
しかも、この言葉、独立している人が異口同音に発するらしい
大企業の人には理解できない、共通の悩みだろう。


サラリーマン時代、運転資金の調達は財務・資金担当の仕事、自分はお金を使うのが仕事、経費予算管理がうっとうしい、との思いもあった。
新卒入社時、財務セクションにいたこともあるが、それは資金運用が主だった。
経済成長著しい社会的背景の下、潤沢な資金をどの様な金融資産に分散するか、という仕事であり、支払とはほとんど縁がなかった。
ファームバンキングもCMSも無い時代、資金を動かすのは小切手。
取引銀行の担当が集金にくるというのを断り、10億円単位の横線入り小切手をポケットに、ウィンドウショッピングを楽しみながら、銀行へ行くことも良くあった。
したがって、資金繰りで苦労したことはない。


今では、資金繰り&銀行口座残高をエクセルで管理、毎週末、じっと眺めている。
が、眺めていても増えない
これが悩み・・・・


最後には愚痴になってしまった。
反省