ペットの可愛がり方??

今朝のNHK
ペットに関するトレンドを流していた。
ペットへのレシピを考えた手作り料理、それに関するネット情報発信、ペットの健康診断、、、、
豊かになったというべきか、そういう時代になったんだ、とつくづく思う。


自分が子供の頃、家庭で飼っている犬・猫の食べ物=えさ(「お食事」ではない)=残飯&時々拾い食い、という図式が成立していた。
服を着た犬は絶対いなかったし、いたら笑いものになっていただろう
しかも、犬は番犬として、屋外の犬小屋(?)、猫は縁側の床下で、ということも一般的だった。


時代は変わり、、、

知り合いの奥様、デザイナーだが、ヒマな時、ペット用の服を作ったところヒット、ペット用の服デザイナーとして、大成功している・・・・


ホテル、レストランにも、ペット同伴可、というサインが増えてきた。
しかしながら、ペットも様々
犬、猫、ウサギ、子ブタ、トカゲ、サル、、、、、
犬も小型犬から大型犬まで、姿かたちも含めると多種多様

どこまでが許容範囲なのだろう?
普通に考えれば、犬・猫かなぁ・・・
それも、サイズにより、他人に対する圧迫感が異なる。


そういった施設を企画する場合の注意事項は何だろう?
におい、毛の飛散、鳴き声、動物固有の病気、食べ物、下の処理、、、

ペットは子供と同様、飼っている人にとっては可愛くとも、動物嫌いの人からみると、止して欲しいと思う場面も多々ある。
物理的に目線を切ることも必要。
また、同室宿泊可、とした場合のチェックアウト清掃は大変な加重がかかる
客室へのペット連れ込みは、慎重に判断する必要がある。


前職時代、大阪USJでのホテル企画を担当した時、テナント候補として、マジックショー付レストランの誘致を検討した。
TDRで先行営業していた同社経営のレストランも、勿論、見学・試食、した。
同行した、ホテル施設所有者兼設計者のM代表、出されたワラジの様なステーキを不味そうに食べてたっけ・・・


ショーでは大型犬を使用する場合もある、として、犬の(宿泊)施設を求められた。
駐車場の隅にコーナーを設けて、なんて言ったら、大変な剣幕で指導が入った。
アメリカから連れてくる高級犬らしく、湿度調節付のエアコン&換気設備、車2台分程度のスペース、といった専用施設を要求された。
結局、そのテナント候補とは条件が折り合わず、専用施設は造らなかった。
満5年経過後、ホテルそのものから撤退、そういった専用施設があったら、現状復帰にお金がかかったことだろう。


いずれにしても、ペットを可愛がる人は着実に増加かつ進化しているし、その人達のための施設は、棲み分けの意味でも必要
都市近郊部のコミュニティホテルでの平日ランチタイム、地元需要を取り込むため、ペット対応が強く要求されている。
リゾート施設も同様、ペットを連れてゆっくり滞在したい、という人もいるし、その需要をくみ上げることも必要。
同時に、ペット嫌いの人への配慮も必要
これは、喫煙と同様?


時代の変化を読み、対応することが集客施設の魅力増につうじることは間違いない



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