震災後の対応・・・

原発事故、世界から注目を集めており、また様々な形で助っ人が来ている。
原発の想定外を排除し、世界レベルで安全なものにする、良いチャンスだろう。
国内の原発、これまでは各電気事業者が個別対応していた。
この機会に、国全体のエネルギー政策を見直し、国内の原発は、設計・運転・災害対策のノウハウを集積するためにも、各電気事業者から切り離し、一括管理が望ましいのではないか。


東日本大震災の後・・・
まず、ヘルメットを購入。
ついで、帰宅対策として、事務所へ、20インチ自転車を配置。
震災発生当日は、めんたい王国へ出張しており、体感していないが、帰宅が大変だったという。
うちの事務所員、徒歩帰宅で6時間強の道のりだった、ときいた。


実は、自転車は欲しい、と思っていた。
この2月、取引銀行の浜松町支店が新橋支店へ統合、徒歩20分程度の距離となっていた。
1か月に1回、ATMで処理できない納税のため、銀行へ行く必要がある。
これで、楽になった。


裏のホテル建設現場、最近は話題に上ることもなく、順調だと思っていた。
コンクリ打設は8階まで進んでおり、平和に鉄筋家族、型枠家族がルーティンをこなしていた。

が、先週金曜日、産廃収集トラックが来て、コンクリ破片?、大型袋7個程度を回収していた??
えっ?? またコンクリ打設ミス?? それにしては斫音が聞こえなかったが??
基礎工事の際、現場杭施工時の斫ミスで、ドタバタしていたが、その再来?


で、翌土曜日、コンクリミキサー車&コンクリ圧送車が登場2階へポンプアップしていた・・・
2階部分が壊れた?? それとも設計変更??
どうみても設計変更ではないぞ!!!
さまざまな事件発生で楽しませてくれているが、建物の性能、大丈夫なのだろうか??


建築時の斫(ハツリ)、現場が最も嫌う行為
30年位前の大阪プロジェクト、当時はPMS担当だった。
2階のコーヒーショップ、オーダーエントリーシステムを導入、ということで、客席内に2か所、端末設置することを追加した。
現在、その種のシステムは無線方式であり、簡単なことだが、その当時は有線のみ。


この決定は設計変更であり、当然のこと、床配管されていない。
施工者のT工務店、自社看板物件として気合が入っていたし、現場所長は有名な怖い人。
マネージャーという名の平社員の自分、恐る恐る、床コンクリ斫(ハツリ)をお願いした。
怒鳴られたし、今回限り、という誓約をとられ、とりあえず対応してくれた。
建築担当の現場責任者、当分の間、口もきいてもらえなかった・・・・
心変わりした、当時の上司、J部長を恨んだなぁ
その後も、施工状況を確認しながら、斫(ハツリ)の無き様、各所で設計変更・配管対応、なんとか竣工に間に合わせた、思い出深いプロジェクトとなった。



真剣な現場での斫(ハツリ)は、そういうものだと、身にしみた


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