再び、宮古島

原子力災害対策センターオフサイトセンター
昨夜のNHKニュース。
対策立案、専門性を追求、ある1分野に集中すると、他が置き去りにされることがある。
全国の同施設を調査した結果、原発施設との距離、空調設備に放射能対策がなされていない、等の問題が判明した。
結果として、災害発生時対策司令塔としての機能を期待されているが条件によっては機能しない・・・
オフサイトセンター、全国の原発近くに設置され、その運用費も電気代に付加して請求されている(と思う)が、意味の無いコストとなっている。



ところで、再び宮古島、明けて11日、、、

10日夕刻、「ぽうちゃたつや」での時間調整時、道を隔てた斜め向かいに「菊之露酒造」の本社工場を発見。

この泡盛、香りもあり、味も良く、「久米島の久米仙」同様、良く飲む。


流石に、その時間では工場見学をお願いすることができないので、11日朝9時過ぎ、打ち合わせ前に再訪。
本社事務所を訪問したが、昨夕の時間待ち時に3人で前を歩いていたお姉さん達のなかのひとりが居る!!

午前中は仕込みで忙しい、と断りの様子。


ここからが粘りの本領発揮。
「昨夕、「ぽうちゃたつや」の前であなたを見かけた、、・・・」と話したら、「そーいえば、私も覚えている!」
いいね!!、 
なんだ、良い男はちゃんと見てくれているんだ!! 
ありがとう
話はトントン拍子、すんなり工場見学となった。
粘り勝ち!!
8時始業とのことで、訪問した時間は中休み、男衆が水道で汗を流していたが、さすがにその写真は遠慮した。


一番見たかったのは仕込み
これ、これ、発酵を均一に促すための攪拌作業いなせな半裸の男衆が行っている。

いいね!
時として落ちる男衆の汗、これは隠し味か・・・
タンク1個当たり1トン、原料米は当初から1トン単位で梱包されており、これが製造単位となっている。


泡盛は、長粒米、タイ産のコメを使用している。
泡盛を作るには、洗米 → 蒸米 → 麹付け → 発酵 → 蒸留 → 貯蔵 の工程がある。
発酵工程、以前は14日程度であったが、現在は18日としている。
理由は、「お酒の香&味を、ふくよかにかつ豊かに」するため、ということらしい。
醸造単位別で、1トンの手造り設備生産効率を実現した3トン&ほぼ全自動醸造設備、と、本社工場でも2つの生産ラインがあった。
工場見学、それは自社製品のPRの場、当然のことながら、味わいを売り物にする泡盛、1階に設置されている1トン単位の手造り現場を披露する。



今や全国区の泡盛仕込みでの工夫工場見学という顧客へのプレゼンテーション、良く頑張っている。
工場内でも、現場の男衆、気軽に挨拶を返してくるし、笑顔が何より良い。
工場内見学路が整備されていないだけ、手造り感が出ており、良い。

全体的に、好感度が非常に高い。
作れば一定数は売れる、ということの無くなった現在、ポーッとしていたら取り残される。


オーバーに言えば、慇懃無礼なサービスに明日はない心のこもった笑顔が大事、と、ここでも教えられた。
小さいひとつを大事にしていれば、大きな成果を得ることができる




(菊之露酒造HPより転載)

次の泡盛購入時、たぶん「菊之露」を無意識に選択している、と思う・・・・


http://www.timeandtide.co.jp/