観光資源としての夏祭り

盛夏、という言葉通り、暑い日が続いている。
この季節、夏祭りが全国で、順次開催。
東日本大震災を被った東北地方、全国区の夏祭が開催される。
今週末、『東北6魂祭』が仙台である。
http://www.rokkon.jp/index.html
東北復興を願い、仙台に集結
仙台のホテル、超満員とのこと、元気になって欲しい。


更に、東北6県、観光客が回遊できる様、開催時期を工夫している
http://www.tohokumatsuri.jp/
残念ながら、津波被害が甚大だった、三陸・大船渡夏祭り気仙沼みなと祭りは、開催できない様だ


復興支援、義捐金もさることながら、目に見える現地での参加。
広く経済効果が出るし、人が来るということは、地元へ、心が伝わる
今年は、やはり、東北か・・・・


茨城県、東北被災地に隠れているが、こちらの被害も大きかったことを忘れない様にしたい。
港湾施設もそうだけど、笠間焼、ここも壊滅的な被害を受けている。




めんたい王国の夏祭り、博多祇園山笠
http://www.hakatayamakasa.com/kakiyama.php
15日4:59櫛田神社から出発の追い山笠、その『舁き山笠』を観た。
贔屓の「土井流」を中心にパチリ
   

土井流で舁き手をしているはずのHさん、同行3人で探したが、発見できず・・・・


最後に、上川端通の『飾り山笠』が出てきた。

種類が異なるため、単純比較はできないが、舁く(担ぐ)『舁き山笠』より、華美かつ大型(台車付)の『飾り山笠』


舁き手の人数、それぞれの町内会(流)力の反映か?
祭に参加することのできる人、およそ6000人ということだが、流により、先走り後走り、の人数が異なる。


もらった「土井流」扇子、記念になるし、センスが良い。
  
裏面には、水法被の文様をプリント
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めんたい王国での感想。
博多祇園夏祭、歴史のある全国的に有名な夏祭り、かつ、めんたい王国の人にとっては、プライドの夏祭り。
これは理解できる。
商業的に迎合するには心の抵抗感がある??



この大型夏祭り、これを経済的に成功させるためには、観光客を呼ぶことが重要。
そのためには、参加しやすい時期、期間、であることも必要。
山場である「追い山笠」の7月15日早朝は平日。
学校の夏休み、大方の企業でとることのできる夏休み時期とは微妙に異なる。


また、この大型祭りを観光企画として取り込む地域企画を感じることができない
各旅行代理店、各ホテル、この夏祭りを組み込んだ企画商品を販売しているが、存在感はうすい。


九州内にも各種の夏祭りがある。
これらを組み合わせ、催行時期を調整、回遊観光客を呼び込む、といった動きも感じることができない。


このあたり、東北地方における夏祭りの観光活用、とは明らかに異なる。
域内・関西圏では動きがあるのかもしれないが、最大発地である首都圏での露出は少ない
ということは、伸びしろがある、ということ。


東北地方、観光面ではすでに道州制の導入が進んでいる??
更に、東北地方の祭をフィーチャーするのは、東北地方内各新幹線を運行するJR東日本
やはり、行政と民間・企業の共同企画が必要。


対する九州
こういった動きの中心になるのは、行政に加えて九州新幹線を擁するJR九州??
頑張ってほしい。



ところで、18日から沖縄の予定。
台風がすり寄って来ていたが、自分のゴルフのように大幅にスライス・・・・

18日は何とか沖縄へ着くことができそうだが、20日、東京へ帰ることができるのか??
それが心配・・・・



http://www.timeandtide.co.jp/