ホテルの開業準備費用は?

ドジョウ(どせう)鍋、突然にハイライトがあたっている・・・・
野田新首相の発言「ドジョウの・・・」でのマスコミの単純すぎる反応??
ドジョウ鍋は、浅草方面に有名店が集中している。
江戸時代の中心だった地域に集中している、ということは、そういうことか。



で、野田さんが地元で好んで食べるもの「ニラレバ炒め」とのこと。
いずれも、安価で高栄養食品。
痛風になりそうな料亭料理とは異なる内容
いいね、押下


そうそう、台風12号の最新情報(米海軍HPから一部加工して転載)

近畿地方に上陸??



ところで、、、、
ある人から「ホテルの開業準備費用、算定に基準があるの?」という質問があった。
ホテルの開業に携わる、という機会、普通のホテルマンにとってそうそう無い。
したがって、そういう質問も出てくることになる。
前職での、個別ホテルでの手作り時代から開業システムが出来上がってきた経緯を知る者からみると、難易度・重要性が理解できる。
開業準備に関するマニュアル無し&事後検証をしないチェーンホテル、先行事例により判断することがママあるが、先行事例が適正だったという保証はない



このこと、ホテルタイプ、社内規定・運用マニュアル等の充実度、チェーンホテルの場合の本部機能、により、大きく異なる。
また、海外と国内では、その手法が大きく異なるが、今回は国内に限定してみよう。


まず、ここでいう開業準備費用とは?
事業化決定後から開業までに要する費用であり、施設設計・施工費等の建物建設費用、FFE/HOE費用は除く


費用は業務遂行のためのコスト、まず開業準備業務をおさえる必要がある。
開業準備期間に行う主たる業務は?
・運営システム構築(ホテル運営に必要な全ての要素をいう)
・運営要員採用・教育
・事前営業活動(告知業務を含む)
・HOE仕様決定、調達業務
・施設設計への参加(ユーザーとしての仕様・機能要求をまとめ、協議)

このなかには、外部専門家へ業務委託するものもあるし、対応する本部機能がある場合には分業体制をとることになる。


したがって、費用の3本柱は、次の通り。
・人件費(外部委託費を含む)
・物件費(事務所費用を含む)
・広報宣伝・営業活動諸費


まず、準備期間の置き方がポイントとなる。
つまり、費用積み上げ期間の設定如何により、費用総額が上下する。
また、ホテルタイプにより、大きく異なる。
特に、先行営業・集客が必要となる、ブライダル施設を持つか否か、により、半年から1年程度の差が出てくる。


主たる送客チャンネルが旅行代理店の場合、旅行代理店の仕込み期間を考慮する必要があり、それを忘れると、半年間のブランクが生じる。
旅行代理店は、年間を上期・下期に分け、商品造成している。
沖縄地区にホテルを建設、これを考慮しなかったため、開業後の立ち上がりに苦労しているホテル事例もある。


次に、開業準備作業の業務品質をどのレベルにおくか、で変わる。
開業時から安定的な運営を望む場合、人的要素を厚くする必要がある。

また、開業当初からの営業成果を望む場合、先行告知・営業活動を厚くする必要がある。


これらのことを勘案して、結果として開業準備費用が算定される。
ひと言でいえば、開業準備費用を絞ればそれなりに、となる。
逆に、かけ過ぎては事業性が落ちる
この辺りがノウハウ??


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