世代継承・・・

欧州危機、銀行に対する資本増強、独仏が漸く合意した、様だ。
これで、株式市場の安定、為替の正常化への流れができれば良いのだが。
業績評価ではない株価の変動、これに一般投資家はついていけない。



ところで、、、、
以前から気になっている、街なかにある、レストラン、バーという料飲施設の世代継承
料飲施設、料理品質、サービス品質、施設品質、立地、こういったものの総合評価で、顧客は判断するのだろう。
また、顧客、店につくのか? 人につくのか


レストラン
これは、料理品質が第一に来ることは明らか。
雰囲気の良い施設、これだけでは顧客支持を得ることができない。
やはり、主役は料理そのもの
コックが客席でパフォーマンスをしても、店の雰囲気がいくら良くとも、料理が美味しくなければ、意味が無い。
ネットでの評価も、バイアスがかかっており、単純に信用することもできない。
B級グルメの台頭、こういったところにも理由があるのでは?


先日の神戸、気に入っていた、肉料理を出す店、世代交代済
ウリの「とんかつ」、一見すると昔と同じ。
ここの特徴は、小型カット肉のとんかつが6個と温野菜の付け合せ。
特に、カレー風味のキャベツが、とんかつに良く合っていた。
このキャベツがべちゃべちゃ、シャキ感が無く、カレー味も死んでいる。
プレート内でのコラボで評価していたのだが、、、
自分のなかでは、神戸での昼食、第一候補では無くなった・・・・


築地の行きつけだった、魚の旨い店もそう。
先代が、不慮の事故で、仕入先等を引き継ぐことなく、亡くなった。
このためか、内容が悪い方へ変わった。



バー
カクテルを除けば、提供する飲料に、顕著な差が出ることは少ない。
このため、施設の雰囲気づくりに注力する。
加えて、バーテンダー、マスター、といった、人のウェイトが高い
居心地は、施設と店の人が作り出すもの


ホテル・バー出身の有名バーテンダーが街に出て、独立している店の多く、しっかり営業している。
街なかのバーで修業し、独立する人も多く、一定の成功率。


一方で、昭和時代の著名な数々のバー、世代交代が進み、姿を消している。
そのなかにあって、著名バーの一部、名前を残して営業継続しているが、往年を知る者としては、との感がする店が多い。
継続できている店とそれ以外の違い。
先代の薫陶を受け、顧客との応対も含め、継承している店か、否か、ということだろう。
もちろん、顧客も世代交代が進んでおり、趣向の変化には敏感になる必要がある。


自分が利用している店、確かに昭和世代の店が多い。
このため、気になっているのだろう。
これからは、平成世代の新しい店、これを重点的に攻めてみることにしよう。



そういえば、自分も事業継承した組に属する。
自己判断、なんとかしているつもりだが・・・
どーだろう??



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