どの街にも歴史がある

29日、賢島でのゴルフ、11月4日からLPGAツアーが予定されているセットアップ、それでなくとも難しいコース、スコアカードを額装したい、と思う様な、今年の最悪スコア

しかしながら、楽しかった。


で、近鉄「賢島駅」

おじさん4人が記念撮影しても意味がないから、近鉄特急を真ん中へ・・
そーか、この辺りは、真珠の故郷
御木本幸吉翁が、養殖真珠の技術を完成させた場所だった。



ゴルフの後、『はまぐり鍋』を楽しむべく、名駅で下車。
桑名、「桑名の焼きハマグリ」以外に記憶に残るものが無かったが、無知を反省。


名駅には16時30分過ぎ着、お店は17時開店。
お店の案内図をみると、駅から徒歩15分、車で5分。
歩くことにより、街の状況を実感できることは、これまでの経験から明らか。
はまぐりマップ」を見ながら、歩こう、と率先。
ただし、発見への期待は無く、時間調整、という気持ちが強かった。


ハマグリのしぐれ煮が名物らしい。
貝新4家系がある様だが、その元祖、本家、どこかわからない。


歩きながら感じた、インフラという側面でみると豊かな街、桑名。
藩祖は、NHK連ドラ「」で毎週お目にかかっている、本多忠勝


駅からお店へ行く途中、発見した、海蔵寺
  
薩摩藩徳川幕府の命により、財政負担に加え藩士85名の犠牲と共に、長良川揖斐川木曽川の3大河川、これらの治水工事完成に尽力した、ということだった。
その功績を称え、犠牲者を弔う、ということの様だ。
このような歴史、タイにあれば、大被害を出している洪水も起こらないのでは・・・


旧東海道も川で寸断、ここは、「徒渡し」ではなく、東海道唯一の「船渡し」だった、とのこと。
また、伊勢参り、「一の鳥居」も桑名にある。
鋳物、産地として、川口は良く知っているが、桑名も鋳物産業が盛んだった、様だ。
東の川口、西の桑名、と言われていた、との説明があった。


歴史を感じながら、寄り道もあり、17時過ぎ、目的の『日の出』に到着。

桑名のハマグリを期待、料理が来るのを待った。
ハマグリの旬は「梅雨のはしり」、旬は外れていたが、美味しかった。
ハマグリに関するウンチク、女将のつきっきりのサービスもあり、よくわかった。
漫画の「美味しんぼ」にも登場したことのある『日の出』、さすがの味。



前職時代、国内の主要都市は出張等で制覇したつもり、だった。。
しかしながら、ホテル適地外として見過ごしていた街、隠れた歴史がある、ことを再認識した。