ひさびさの宮崎

一昨日および帰路の昨日、MD-90、何年ぶりかの搭乗。
最近の飛行機と比較して、胴体が細い、2/3配列の座席。
ほぼ同定員のB737との比較においても、明らかに商品性が劣る。
旧JAS機材、当時、黒沢明監督が監修したボディペインテイングで訴求したが、今一つ盛り上がらなかった。


昔、毎月の様にKULへ出張していた頃、DC-10、その後はMD-11、上昇力も強く、飛行機、という実感があり、KULへの出張が楽しみだった。
国内線でも、できるだけ、ボーイングを避け、MD-11機材を選んだ。


ボーイング社の飛行機より、(マクダネル)ダグラス社の飛行機が断然良かった。
B7X7シリーズ、風洞実験での似通った解析ソフトにより個性の乏しくなった乗用車と同様、写真に写しても面白みがない。
写す角度を変えても限界有り。
B787を写しているマニア達、新しさとしての価値はあるかもしれないが、素材感に乏しい


総合的な経済効率を考えると、ボーイングエアバス、の様な形に収斂するのかもしれないが、面白くない。
各エアライン、ペインティングで差をつけようとしても限界がある。


つい、飛行機の話になってしまった・・・・



今日のテーマは、宮崎の交通事情


先日の新聞で、九州新幹線効果が、鹿児島熊本に強く出ている、との記事があった。
九州観光の発地関西・中国地方のシェアが断然高い
その方面と新幹線でつながったのだから、集客力が増した、ということだろう。


その新幹線と新八代・宮崎間(始発・終点は博多)を、約2時間でつなぐバスが、B&Sみやざき(バス+新幹線)
JR九州バス
九州西側に偏った高速公共交通を、東側と横断バスでつなぐ試み
利用実績は不明なれど、JR九州バス宮崎交通九州産交の3社を組み込んだネットワークが形成されている。


昔から、久大線、という久留米・大分間をつなぐ鉄路はあった。
しかしながら、大分・宮崎間は、日豊本線を利用しても、時間的に遠い・・・
単線の日豊本線、カーブも多く、スピードを稼ぐことができない、とのこと。


九州の人口密度、産業配置等を考慮すると、大型投資を要する鉄路より、汎用性のある高速自動車道の方が優れている
こういった事情を反映してか、九州内、高速道路網が完備している。
私鉄の西日本鉄道西鉄)、鉄道会社というよりは、バス会社
車だと、博多から、高速道路経由、3時間強で到着する。


九州観光、以前から、S字観光、と言われていた。
博多、あるいは鹿児島に空路・新幹線で入り、S字を書く様に、九州内を回遊する。
主要ターミナル駅まで新幹線、その後はレンタカー、という方法が最善なのか?
鹿児島までの新幹線開通に伴い、一段とその傾向が強まるかもしれない。



JR宮崎駅、「グリーンスフィア壱番館・KITEN(きてん)」が、昨日(3日)開業した。

地元財界がSPCを組成、開業にこぎつけた駅前再開発、と聞いた。
ホテルを含め、事業的にも成功して欲しい、と願っている。



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