面白いコンテンツ

電車のなか、新しい車輛では、液晶ディスプレィによる各種情報が提供されている。
交通情報、天気予報、クイズ、コマーシャル、、、
真剣に視ているわけではない、多くの乗客に対する情報提供は、時間つぶしの要素も強い。


そのディスプレィ、一駅間で視た画面でのコンテンツ『モーツァルト
 音楽の才能はあるが、世渡りの才が無かったモーツァルト
 スポンサーとの折り合いが悪く、最後は見放され、経済的に困窮。
 そのモーツァルトの名言
 『私たちの財産は、私たちの頭のなかにある。』とのこと


この言葉に対する理解、人によって異なると思うが、自分の理解は??
自分のノウハウ・知識、紙に表し、相手に渡しても、ある静止点、かつ一場面での内容。
応用、派生的内容、ノウハウの進化は継続しており、どぉってことはない。




今朝のNHKニュース「鉄旅オブザイヤー」の発表
1年間に発表された鉄道旅行企画から、優秀作を選ぶ、というイベントがあった、とのこと。
鉄ママ(=鉄道好きの子育てママ)、という言葉がある、ことも、この番組で知った。
その鉄ママも加わり、10人の委員で、一次審査をパスした15点の企画を審査。


結果、
最優秀作は、JTB西日本が企画した嵯峨野観光鉄道を使う1日限りの限定「深夜のトロッコ電車」
次点が、近畿日本ツーリストの「九州一週8列車の旅」


内容を詳細に確認したわけではないが、勝手に評価してみた。
「怪奇!!トロッコ列車京都保津川2時間サスペンス深夜のトロッコ電車」
 面白い、と感じるが、季節性が強く、かつ対象が絞られる
 学齢期の子供を持つ家族の夏休みイベント、あるいはカップル向き?

「九州の個性的な列車8本を乗り尽くす九州一周プラン九州一周8列車の旅」
 通年型企画、かつ旅行マーケットの高齢化、にマッチしている。
 時間はあるが予算は限定的、のリタイア世代、に加え、女性GRP向き?


http://tetsutabi2011.com/winner.html
このURLが、該当ページ、下記項目が評価ポイント。
①企画性
 一般の方には真似のできない旅行のプロとしての企画力が感じられるか?
②オリジナリティ
 他に類を見ない独創的な作品となっているか?
③鉄道力
 乗車する列車・路線の魅力度(作品で乗車する列車路線自体に魅力を感じるか?)
④コストパフォーマンス
 自腹で旅行代金を払うとしたら・・・?
⑤非鉄誘引力
 非鉄道ファンにとっての旅行自体の魅力度(とりたてて鉄道好きでない人にとっても魅力的かどうか?)
⑥先進性
 鉄旅を唸らせる斬新な楽しみ方の提案があるか?



企画審査での評価ポイント、ビジネス成果も重要だと考える。
その目線でみれば、断然、次点に軍配、では?!


企画コンテスト、企画プロポーザル、実用性というよりは、見てくれでの評価ポイントが勝る場合が多い
この旅行企画での判定ポイント・結果、その傾向に似通っている??


そうはいっても、コンテスト、様々なものがあっても良い
つい、ビジネス目線になってしまう傾向に反省・・・


今週は、忙しく、外へ眼を配る時間が少なかったが、意識に残ったイベントを2つ、書いてみた。
どーだろう・・・


http://www.timeandtide.co.jp/