Web営業、のぞき見た・・・

大相撲5月場所
先頭を走っていた稀勢の里、なんとか3敗で踏み止まった。
すれば初優勝、経験のない優勝を意識すると、平常心ではなくなるのだろう。


緊張すると目をパチパチさせる、とは師匠の弁。
おっしゃる通り、2敗した日、勝負前のたまり、目をパチパチしているところをしっかりTVカメラに撮られていた。
親と一緒、子供のことは親が一番よく知っている(つもり)
稀勢の里、優勝を一回経験すれば、あがり症も無くなるのだろうが??


今日は千秋楽、昨今は千秋楽を待たず優勝が決まることが多く、消化試合状態、面白くなかった。
今場所、3敗3人、4敗3人、しかも各々、別の力士と当る、盛り上がるだろう。



ところで、、、
ホテル関係のシステムを構築・販売している人と話をする機会を得た。
特に、Web関係に強い。


自分もずいぶん昔のことになるが、ホテルPMS構築の仕事をしたことがあり、基本的なことは理解している(つもり)。

業界は異なれど、基幹システム、考え方を整理すると、照会系勘定系に分けることができる。
勘定系、処理する数字が正確であることが基本であり、これの集計結果が全て。
照会系、使い易さ、スピード、を要求される。


現在のホテルPMS、うち(のホテル)はコンピュータ処理をしています、というウリ言葉を使用していた時期からみると、隔世の感がある。
利用された勘定の計算、正確かつ早い、ということを言いたかったのだが、これは、勘定系の話。
でも、今から考えると、少々恥ずかしくなる言葉だった、と思う。


話をした人、昔、共にホテルPMSのバージョンアップの仕事をした、大型ホストコンピュータを用いたホテルシステムを開発する、顧客目線のある優秀なメーカーSE、だった。
このため、Webデザインの時代から参入した人とは一味異なる思考をしている。
つまり、システム全体をみての発想が可能となる。



力仕事であるホテルのセールス部隊、大型ホテルでは、セグメント別に編成されていた。
企業セグメントは業種別に分ける、旅行代理店別、それぞれに担当がつく、ということが多かった。
つまり、セグメント別営業が成立していた。
このため、経験者採用においても、単に有名ホテルでの経験ではなく、どのセグメントに強いのか、がポイントとなっていた。
基本は変わっていないが、微妙に異なる部分も出ている。



しかしながら、Web販売のシェアが高まるにつれ、セグメント別営業が崩れてきた
宿泊特化型ホテルでは、Webセールスが50%を超える、ことも多々。
つまり、Webセールスでの巧拙、これが運営実績に結びつく。
ホテルHPの魅力・使い易さインターネットエージェントでの露出・付き合い方、等々、で差がつくことだろう。
これらをサポートする、イールドマネジメントネット情報収集・分析料金設定へのアドバイス、、、、 様々なシステムがある。


この分野のシステム、および実際の使用状況をザラッとみたが、何れも、使う人の理解・知識により、効果に差が出てくる、ことがわかる。

即時性を理解しないで、オンハンドとの関係を生かしたイールドコントロールができていないケースもある。
客室稼働率を上げるため、単なる安値販売にはしる、ことも往々にある。
いずれにしても、顧客の利用目線に合致する様な工夫(インデックスキィ含む)が必要、となるが、なかなかこれができていない。



各種のサポートシステム、所詮はツール
ということは、使う人によりその効果は異なる、ことはいうまでもない。
しかも、競合ホテルも同様のシステムを使っていることを前提とした運用、を考えなければならない。
万能ツールは無い。。。




http://www.timeandtide.co.jp/