安全は??

シーサー守護神として、沖縄で良く用いられている。
また、気を付けてみていると、様々な姿をしている。
先日、宿泊したホテル近く、生保ビル玄関にある1対のシーサー、良く見ると、金融界、という顔をしていた。
名のある作家の製作によるものだろう。


マンションデベの、沖縄で分譲するマンション、1.5m程度の大型シーサー、マンションの玄関口に飾ってある。
しかも、その顔は怖くない。


何回も通っている県庁舎、県議会場横の交番、ここにもシーサーがあった。

寄贈者の銘板あり、交番に合わせて強面、赤鬼の様な感じ、
しかも口の中に、パトライト(?)様のものが仕組まれている。。。


今回、シーサーに気が行ったのは、先の父の日プレゼント、シーサーボトル入り泡盛のせいか??



ところで、、、、
先日、羽田空港・J社クラブラウンジ、でのできごと。
そのラウンジは、出発階の上、つまり3階にある。
このため、ホール内に、歩行階段に加え、昇降2系統エスカレータエレベータが、コンパクトに設置されている。
レセプションで入場認証をしていると、先ほど通過した、階段方面から、女性の悲鳴が聞こえてきた。
全員70歳前後の家族連れとおぼしき4人、そのうちの一人が車椅子、すぐ近くにエレベータが設置してあるにもかかわらず、エスカレータを使っての移動(昇り)途中で車椅子が転倒したもの。
使用していた車椅子、常時、車椅子を使用している人の持込み品。


施設設置者、車椅子でエスカレータを使用する、ということは想定外
誘導者を配置していない、ということで、設置者責任を問われることの無い様、願っている。
ホテル、宴会場階の昇降用にエスカレータ設置されていることが多々、こういうことを想定した対応の必要性、顛末をみて感じた。



わが事務所近く、全国展開している、バジェットクラスの宿泊特化型ホテル
一般的に、バジェットクラスの宿泊特化型ホテル、施設効率はギリギリまで上げている
このため、避難階段は外階段業務用エレベータは無、が、一般的。
昨日15時過ぎ、新橋方面への帰路、ホテル裏口で気づいたこと。


客室清掃時、客室廊下の外階段側ドア、各フロア全開
避難階段故、1階部分では外部に通じるが、ここも全開。。。
清掃員は、客用エレベータ、外階段を使用して、清掃作業をしていた。
この状態では、外部からの客室階侵入は容易
また、外階段1階部分の階段下、使用済リネンが山積みされ、翌朝の回収まで放置するのだろう。
こういう状態では、ホテルに要求される『安全』は確保されない
加えて、業務終了した女性清掃員2名、その避難階段を使用して退社、これは運営管理上の問題点



広島で、親からホテル経営を引き継いだ君、彼は、某ホテルチェーンの基幹ホテルで修業した経験を持つ。
つまり、大手ホテルチェーンの運営ノウハウを習得、加えて、その後の独学で専門性を高めている。
先頃、館内に配備する消火器、安全性に関する規則変更に伴い、率先して全て交換した。
ホテル運営収支は厳しい状態が続いているだろうが、ホテルに求められる『安全』に対する意識が高い、プロの決断。



施設運用、設置者の想定外の使われ方に対する対応策を考える必要がある。
清掃業務、大方は外部委託としていると考えるが、その業務管理はホテルの責任であることは当然。
運営収支は厳しくとも、安全は全てに優先することは、大方の業界と同一。
様々な現象、全て勉強になる。




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