レベニューマネジメント・・・

博多祇園山笠
本日早朝、櫛田神社を出発した『舁き山笠』、追い山笠コースを舁き、『須崎町・廻り止め』に到着、と、ニュースにあった。

(櫛田神社・正門)

(舁き山笠が『櫛田入り』する広場)

(足元を守る、昔ながらの、稲わら製ガード)
(これらの写真、13日夜、雨の櫛田神社を撮影したもの)
午前6時、櫛田神社能舞台で、荒ぶる神様に捧げる鎮めの能が演じられ、全ての祭事が終了。

昨年は、早朝『追い山笠』を楽しんだが、今年は、14日に帰京したため、『集団山見せ』まで。




ところで、、、
レベニューマネジメントRM)、改めて学ぶチャンスを得た。

Rev.PAR(単純算式でいえば『客室稼働率×ADR』)
収益管理が厳しく問われた頃から、良く使われる用語、算出されたRev.PAR、同数値であったとしても、内容は異なる
また、この用語、売上(=収入)の極大化利益(=収益)の極大化、の2面で考える必要がある。
個人的には、客室稼働率よりADRに重点をおきたい。
施設品質・運営品質を磨き、ADRをあげることに注力する手法、こちらの方が良策であることは当然、と考える。



ホテルの客室数には上限があり、かつ固定費比率が高い
このため、客室稼働率を上げるための安値販売、収益管理という観点からは望ましくない。
このこと、試算すれば簡単に理解できる。


安値販売といえばマクドナルド、マック100円で利益を大きく伸ばしたことは事実。
マクドナルドは、固定費比率が低い、かつ外販(販売可能数量に上限がない)という形態。
このため、販売数量を極大化することにより、利益は二次曲線で伸びる。



で、今回のテーマ、顧客ニーズに合わせ、WEBの使い方に傾斜、基本的なことはおさえつつも、RM全体を議論したものではなかった。
つまり、セグメント別に販売戦略を持つが、オンハンドの逆数である販売残、これを、可能な限り、WEBで高価格販売する手法に重点をおいた検証、とした。


RMの大前提
RMは、思想であり、方針、文化、お金で買えるツールではない
属する全てのもの・全てのスタッフが、自社ビジネスからの利益に集中するアプローチであり、態度

(出展:サイグナス社資料)


これらが、全員に徹底されないと、所与の目的を達成することはできない。
セグメント別販売計画、当然のことながら、高単価セグメントの販売数を増やし、売り残しを無くすことに集中することが求められる。
セグメント設定、一定の法則はあるも、ホテルにより異なるし、販売ノウハウのひとつ。



WEBでの客室販売、その手順を簡単にまとめてみた。
レートストラクチャー(レートマトリックスを設定
・これに基づく各種プラン作成
 料金設定は、ストラクチャーに基づき、幅広く
需要カレンダーを作成
・売上予算、需要カレンダー等を基にして、日別フォーキャストを策定
・販売状況・フォーキャストに基づき、レートテーブル別管理
 日別フォーキャストとにらめっこしながら、販売状況に応じて、即対応


手順を全員が理解したとしても、統括するキーパーソンが必要。
そのキーパーソン数字に強い人、が、望ましい。



RMに関する説明は簡単、しかしながら成果をあげることは難しい。
継続したトレースが必要である所以。



これから、都市対抗野球の応援で、東京ドーム
昔の仲間に会えることも楽しみ。。。



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