価 値。。。

石垣市新川 前勢岳の山頂、2006年4月、日本最西南端の天文台として、『石垣島天文台』が開設・公開された。
http://www.miz.nao.ac.jp/ishigaki/
遡ること4年、2002年には電波望遠鏡を擁する『VERA石垣島観測局』が開設された。


石垣島天文台には、口径105cmの光学・赤外線反射式望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」が鎮座している。
  (同天文台HPより転載)
夏の夜景、「天の川」と同天文台


石垣島とその周辺の島々、天体観測に最適の条件が揃っている

JTA美ら島ツアー』でも、天体観測を前面に出したツアーを企画・販売しており、好評だと聞いた。
学齢期の子供を持つ家族旅行にはまる。
石垣島の観光資源としても秀逸、ただPRがまだまだ不足。



ところで、、、
価 値
提供するサービスに対する価値、誰が評価する?
それは言うまでもなく、サービスを受ける人(=顧客)、であることは明白。
好評価を受けるためには、自社サービス基準を明確にし、サービス員が共有・実践する、必要があるし、基本。
個々のサービス員によってサービス品質がまちまちでは、顧客は混乱する。


ワンランク上の(価値)・・・、という言葉、よく使われる。
これは宿泊特価型ホテルに多くみうけられ、施設品質を指すことが多いが、域内に新規ホテルが出現すると、往々にして崩れる。
何をもって? 基準は? その基準は公知?
何をクリアしているからワンランク上、と言っているのか不明なケースも多々あり、顧客は混乱する。
加えて、顧客評価も定まらない。



自社のファンづくり、という言葉がある。
自社が提供するサービス、商品の価値、を評価してくれる人達を増やす、ということ。
ファンは、その期待を裏切らない限り、第一選択肢とする。
また、クチコミで知人達に広めてくれる伝道師ともなる。
利用回数に応じてサービス(主として価格?)、といった単純なサービスでは、真の顧客は満足しない
ただし、業務出張の多い人に、キャッシュバックが効く、ことも事実。。。


顧客クレームはアイデアの宝庫。
クレームの発生、顧客期待と提供品質に価値ギャップが発生した、に通じる。
クレームには、顧客の期待価値が存在する。
それを丹念に集め、分析、評価、自社基準の再検証、向上につなげる、このサイクルが機能することが大事。
言い訳は通用しないし、マイナス評価



中内功氏の「わが安売り哲学」で、バリュー主義として使われた言葉。
商品やサービスに対して消費者が認める価値こそが価格になる
この言葉に価値が集約されている。
この頃の中内氏、光っていた。。。



よく行く、銀座ロックフィッシュ銀座サンボア
いずれも看板メニューとして提供するのは、ブームになる前から『ハイボール
いや、発信源、ともいえる。
これらの店に来る人達の多くは、様々なレベルの店を知っている、と感じる。

店が提供する価値、顧客はストレートに認めている。



昔から出張が多かったこともあり、様々な地域・都市、様々な業態・店舗を、横断的に評価する機会は豊富。
ホテルについても同様。
その地域の繁盛店・ホテル、いずれも共通項がある
今では、かなりの確率で良店を嗅ぎ分けることができる。。。




夏休み故か、電話が少ない。
今日は、価値を考える日にした。。。



http://www.timeandtide.co.jp/