ブルーオーシャン。。。

先日の常陸国視察での余暇。
気になっていた「ひたちなか海浜鉄道」、JR勝田駅に併設された「勝田駅」から「阿字ヶ浦駅」まで、区間内には計9駅、14.3kmを運行する同社に試乗。
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/about/
鉄道ファンに人気のある鉄道、国鉄時代のディーゼル車輌を使い、概ね1両&30分間隔で運行している。


駅名表示版が面白い。

この駅は、陸上自衛隊・勝田駐屯地前。
自衛隊の航空機、戦車を駅名に織り込む工夫をしている。
また、駅名と金運上昇の意味を掛け、「勝田−金上」間の切符、金運上昇お守り、としても人気がある、と聞いた。
他の駅も同様、見ていて楽しくなる。


様々な地道な工夫により、3.11東日本大震災による津波被害から復旧、再生を目指している鉄道会社、頑張って欲しい。





ところで、、、、

8月13日付・日経新聞朝刊、いくつかの記事、興味深くかつ面白く読んだ。
(以下の内容は、日経新聞記事からの引用を含めている。)


・旬の人 時の人「東大大学院教授 柳川範之氏」
40歳定年制』を唱える柳川氏、同氏の経歴をみると、考え方の原点が理解できる。
40歳をひとつの区切りとし、社会の変化に合わせて学び直し、自分をより活かせる仕事に就く。
模範解答のない時代、多様な生き方&働き方が必要と、説明していたし、同感。


・経営の視点 五輪に学ぶ7つのヒント
閉塞感のある日本企業を元気にする、ロンドンオリンピックからのヒントを、7パートに分けて述べていた。
女性の活用、規格外の異才を登用、グローバル人材の重要性、絶えざる革新、敗因を徹底的に分析・戦略を立て直す、自己満足に陥って小成に安じてはならない、信賞必罰を忘れない、となっている。
ごく当然の内容だし、わかっていても実行できていないから、今がある、とのこと。
松下幸之助氏の言葉を引用し、当たり前のことをする、と結んでいる。


・停滞20年 経営者にも責任
理想は、リスクは高くとも、望ましいものに賭ける、という。
これがなければ、停滞から抜け出せない、とも。
しかしながら、日本の多く、社内から登用された経営者反発をかう改革や戦略転換を回避、予定調和型
経営者の登用方法を考え直す必要あり、と述べており、これも同感。


この記事の中に、ブルーオーシャン戦略が出てきた。
対する言葉は、レッドオーシャン戦略
ブルーオーシャン戦略については、下記URLで、著者の言葉を知ることができる。
http://www.tkd-randomhouse.co.jp/blueocean/qa.html
マーケティング独学の一環として、この著書は読んだことがあるし、面白い、と感じた。
また、ホテルの事業企画では?、と、真剣に考えた。



ブルーオーシャン、言葉で言うのは簡単、かつ魅力的な言葉。
多くの宿泊特化型ホテル、レッドオーシャンの真っ只中であることは間違いない



で、ホテル事業にブルーオーシャンはあるのだろうか?
スターウッドWホテル、数少ないがブティックホテル、??
少なくとも、外資6星ホテルではないだろう。
サービスアパートメント型ホテル、フレーザーズが大阪・難波で運営しているが、これには興味がある。



今の自分には、残念ながら、完全なブルーオーシャンを見出すことはできない
ブランド戦略と併せて考えるテーマ、として、捉えている。
地道にかつ大胆に、足腰しっかり持って望むべきもの。
夏休み期間、電話も少ないので、じっくり考えてみたい。。。。




http://www.timeandtide.co.jp/