悩ましい時代。。。

ブログを意味無く、お休みしていた。
その間、年末・正月と、様々な行事もあり、お酒を飲む機会も多かった。
加えて、今年のお正月、様々なお酒を飲んだ。
ワイン、超高級日本酒、泡盛芋焼酎米焼酎、、、、
今回のベスト、屋久島産の「三岳

シャープだけど、柔らかく上品
東京ではなかなか入手困難、プレミア価格での販売、となっている。



ところで、、、、

電車の優先席周り携帯電話の利用を自粛することになっている。
これは、携帯電話が発する電波による医療機器への悪影響を防ぐ、という意味であろう。
ところが、スマホは携帯電話ではない、と思っている人が多いのか、平気で使用している人が多い。
スマホを持っていないため、詳細は不明だが、電波オフモードに設定していない限り、ネットサーフィンは当然、音楽プレイヤーとして使用していても、スマホは電波を発信し続けている
つまり、マナー違反ということになる。


優先席には、注意書きで、日本語表記:携帯電話、英語表記:mobile phone、の使用を禁止、となっている。
スマホ」とも「smartphone」とも書いていないため、スマホはOK、と誤解している??
smartphone=多機能携帯電話、立派な携帯電話。。。。
そこまで言わないとわからない??



この様な現象をみて、ふと、工程管理のことが頭に浮かんだ。
昔から、様々なプロジェクト管理をしていた関係もあり、スケジュール作成は大好物。
様々な要素を組み込み、ターゲットデイに合わせて完成する工程を作成、遂行する。
プロジェクトマネージャの醍醐味。


プロジェクトマネージャーとして最初に取り組んだのは、ホテルPMSのソフト開発
35年前の話になる。
ホテル館内全業務のシステム化、組んだ相手は社。
社、フロント系は経験有りだったが、オンラインシステムとしてのバック系は未経験。


開発工程は社が作成、約2年間の内容だった。
もちろん、ホテル開業日は決まっており、それから逆算した内容だっただろう。
設定したソフト開発工程には、大まかなシステム仕様書も提出済であり、自社のノウハウ、技術者スキルを織り込んだものだったと思う。


しかしながら、現実には困難を極めた。
ホテル開業後、約半年もの間、メーカーSEがホテルに常駐
N社もきつかっただろうが、現場とのあいだに挟まった自分も苦労した。
残業時間、月200時間超。。。


その時の反省。
・要求仕様書は詳細に記述
 特に、画面仕様、画面ジャンプ等の関連業務への展開については、詳細に記述
 (当時のプログラム言語・データベースの限界、ハードウェア性能にも限界があった)
・参加する開発技術者の、開発経験・スキルを見極める
 ホテル内業務への基本的な知識は必須、同等ホテルでの導入経験の積み方を査定
・開発工程設定には、ある程度のバッファをもたせる
 工程を確定する前に、要求仕様書を双方が読み込み、全体業務量を把握する


と分かったつもりだった。
その後、開発済システムをベースに機能アップを図り、海外でも使用可能とするプロジェクトを主導した。
それを、新規プロジェクトだった香港へ導入。
別バージョンだったが、既存ホテルであるマニラへも導入した。


香港では別の意味でのトラブルがあったが、マニラでは明らかにプロマネとしてミスを犯した。
マニラは、開業後20年近く経過したホテルであり、運営は安定していた。
NCR42号機を使用しているホテルへ、最新のオンラインシステムを導入するケース。
道具を置き換えるだけ、安易に、2ヶ月程度の工程を設定した。
これが大失敗。
PCのOSがDOSの時代、システム責任者もカタカタ動くPCの経験のみ、知っている言語は、BASIC
フロントスタッフも基本は手作業。


先の反省に、工程設定に関し、加えたこと。
・使う人のスキル・経験を加味する
 事前説明、教育する期間を相手に合わせて設定する


これらの経験、PMS関係を離れた後の「ホテルの事業企画・開発工程管理」に生きた。
ベースとして良い経験だった、と今でも考えている。


で、優先席での話との関連?
優先席の注意書きに、日本語表記:携帯電話やスマホ、英語表記:mobile phone・smartphone、の使用を禁止、とする必要がある時代なのでは、ということ。
特に、限定列挙する場合は、これが必要なのでは?!


そういう時代に入っていることは間違いない。。。。。



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