言葉。。。。

電車内の優先席
何らかの身体的な怪我をしている人、病人、身体的障害、老人、妊婦、、、
対象となる人は様々、対象と思しき人が乗車してきた時、席を譲る、ことが求められる。


ふっと思い立ち、得意とする観測調査、対象を、分かり易い、「妊婦、外的障害のある人」の2ケースに絞り、朝の通勤時、同一時間帯(8:30過ぎ)、同一車両(8号車)、1週間(5日間)継続した。
当然のことながら、通勤時、優先席は全席着席済、男女比率はほぼ50/50、調査対象集団として悪くない。

結果、驚きの事実を発見した。


妊婦、「妊婦マーク」を手持ち鞄等に付けている場合が多い。
このため、席に座っている人にも、妊婦だとわかる。
自分は、女性が座っている場合、同性としての辛さが分かり、率先して譲るものだと、考えていた。
事実は異なる。
確認できた9例(全ケース、妊婦マークをつけていた)のうち、若い女性が席を譲ったケース=0、おばさん世代の女性=1、男性=3、後の6例は全員が知らぬ顔


外的障害、足の悪い老人が2例。
男性が譲ったケース=1、全員知らぬ顔=1


』という漢字を染めたTシャツ、売れている。
東日本大震災でのボランティア活動、各種スポーツでみせる『ニッポンコール』、等々での連帯感

ところが、前述の身近事例、そんなものかと、感じたこの1週間。。。



ところで、、、、
2月13日付、日経朝刊記事

記事の中に、イチロー選手のコメントが掲載されていた。
曰く
「今はまだ色紙に一言と言われても書けない。
大切にする姿勢や哲学はあるが、胸を張って一言残せるほどの自分ではない。
偉人の言葉を引用する年配の方がいるが、あれはダサいと思う。
拙い表現でも、将来自分の言葉で伝えられたらなと思う。
しかし結局、言葉とは『何を言うか』ではなく『誰が言うか』に尽きる。
その『誰が』に値する生き方をしたい」


多分に気負った発言だと感じるが、世界で実績をあげているイチロー選手が言うと、サマになる。


そういえば、イチロー選手の小学6年時の作文を持っている。


写真では読み辛いだろうから、テキストに置き直すと、次の様になる。


僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3歳の時から練習を始めています。
3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中360日は厳しい練習をやっています。
だから1週間の中で友達と遊べる時聞は5〜6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
そして、中学、高校と活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そしてその球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。
ドラフト入団では契約金は1億円以上が目標です。
僕が自信があるのは投手か打撃です。
去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。
そしてほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会N01選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームランを3本打ちました。
だから、この調子でこれからも頑張ります。
そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢のひとつです。
とにかく1番大きな夢は、プロ野球選手になることです。

愛知県西春日井郡とよなり小学校
6年2組
鈴木一郎



小学校6年生の作文!、目的意識をしっかり持った内容。
心意気を含め、見習うべく、自分の事務所の壁に、この作文(コピー)を貼っている。



http://www.timeandtide.co.jp/