異なる視点

NHK、日曜日夜の特番「ロボット革命
ヒューマノイド、人間の知能&動きをするロボットを開発する。
福島原発、災害対応ロボットがあれば、あの様な連続事故には繋がらなかったかもしれない、という。


これまでのロボット開発、安全かつ安定した前提があった。
つまり、平地で、いかに人間に近寄るか、ということ。
しかしながら災害現場、何があってもおかしくない。
災害ゼロを前提とする日本の安全神話は崩れた。
災害対応ロボット開発が急務。


米国国防総省プロジェクト、困難な環境で活動可能なロボット開発
開発研究期間における資金負担、通常の感覚ではビジネスにならない、よくわかる。
だからこそ、民間資金ではなく、国防総省資金で賄うのだろう
https://www.fbo.gov/index?s=opportunity&mode=form&id=ee8e770bcfe1fe217472342c67d6bd5a&tab=core&_cview=0



ところで、、、
3.18・日経朝刊「経営の視点
外食「俺のXXXX」、白物家電へ進出する「アイリスオーヤマ」を例にあげていた。
記事が言う。
近年は国内でヒット商品がなかなか出てこない。理由の一つが経費削減から採用を絞り込んだ結果、業界も企業も人材の同質化が進み、発想力が低下したからだろう。組織の活性化には新しい視点を持つ「若者」「ばか者」「よそ者」が必要というが、若者の数が減る時代。よそ者視点を備えた企業は強い。

確かに、よく行く銀座コリドー街、「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」、常にウェイテイングの長い列
店舗情報が掲載されている雑誌を持っている人も多々、ここに来る、という目的。
横を通るのも、ひと苦労。。。
これまで行列のできる店は「美登利寿司」だけだったが、コリドー街に、新名所誕生、というところだろう。



ホテル業界をみると、、
良い品質&サービスに顧客はついてくる。」という言葉、ホテル屋の常套句
確かに、ひとつの真実ではあるが、時代が変わり、価値観が多様化してきた現在、それだけで良いのか?


ホテル屋のアドバイスはあったであろうが、主として投資家目線で、宿泊特化型ホテルが多く開業した。
それらの多くは、施設品質を磨き、過度なサービスを除き(人件費抑制)、負担可能な価格でマーケットへ提供
顧客は目的に合わせ、自由に選択することが可能となり、ネット普及がそれをおした
その結果、観光地を含め、大型高級ホテルの宿泊マーケットは大きく侵食され、価格も低下した。


興味あり、かつ反省の意味も込め、先日、「俺のフレンチ・銀座八丁目店」、16時から並び(既に、20人程度の行列ができていた)、トライした。

店舗内装にはお金をかけていない。
高級食材をたっぷり使い、確かに原価率は非常に高い、ことが推測できる。
つまり、お得感は充分にある。
サービススタイル、立ち飲み好みの自分にはマッチしている。
しかしながら、再訪はない、とも感じた。
飲食業とは、その様なものだろう。



前職時代、異業種参入組の自分、『ホテル屋って、変化を嫌い前例主義、随分と保守的だなぁ。』、と感じる場面が多々あった。
新しいものに惑わされる必要はない。
ただし、仲間内の視点ではなく、異なる視点で、点検、改善、進歩することを忘れてはならない、と考える。



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