仕事とは。。。

8日22時からのNHK『プロフェッショナル・仕事の流儀』をながら視。
脳神経外科医 坂井医師(神戸市立病院・神戸医療センター
脳卒中と闘う名医。
 NHK/HPより転載


経験・知見とハラ決め、責任は俺がとる。
何もしなかったら患者は死ぬ、もし手術して後遺症が残ったら責められる。
そういった過酷な条件下、結果を出すことが全て、という。
主語が明確、TVでの話と思えばそれまで、自分には気持が通じる。




ところで、、、
今月4日、大先輩の『喜寿を祝う会』に参加した。
ご本人、いたって元気、頭脳明晰な点も全く変わらず。


教えて頂いたことは多々あるも、一番の財産は「ホテルをビジネスとして数字で分析し、評価する。新規事業企画における手順も同様。
その人は、算盤と筆算、というスタイル。
趣味性を求める、また良い施設&良いサービスが良い顧客をよぶ、ということのみが言われていた時代、光っていた。
具体的な手ほどきは受けていないが、客先での事業企画提案時、また社内検討等、横に座って聞いていると、自然に頭に入ってきた。
ただし、自分は算盤ではなく、PC計算ソフトLOTUS 123、とした.



およそ25年前、東京プロジェクト(お台場)を企画、その大先輩は取締役部長、自分は課長。
口にチャック、特別室に缶詰状態、想定した施設構成の変更を含み、およそ100通り程度のFSを作成した。
つまり、様々な施設構成とFSの組み合わせをシミュレートしたことになる。
当時の社内にはPCが1台のみ、しかも、SuperCarc.という年代物のソフト、1回入力すると、結果は20分後。
そのPCは、開発グループ内で順番待ち、とても間に合わない。
自前のラップトップPC、ソフトは当時最新のMS Multiplanを持ち込み、作業したが、それでも数日を要した。
作業後のFS評価、この過程が一番面白かったし、勉強できた。
また、作業が報われたという達成感もあった。



東京プロジェクト以外にも、関西空港、金沢、札幌、クアラルンプール等々、多々あり、良い経験を積むことができたし、これが今の仕事に生きている。
翻って、自分は良い先輩だったのか、と、自問自答している。
次は、大先輩「傘寿のお祝い」で、お会いできるのか。。。



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