勝手に、ホテル企画

事務所の帰り、クールダウンによく訪れる「銀座ロックフィッシュ
間口店主の写真入りサントリー角瓶、イオンで販売される、とのこと。

 サントリーHPより転載

自宅近くにイオンが無いため、購入はどうだろう??
しかしながら、間口店主、またたく間に全国区になった。
飲食店経営、本当に難しいと思うが、特徴ある「ハイボール」で成功した。
簡単な様で、実はむつかしいシンプルな飲み物、その代表例だろうが、間口店主の作るハイボール、何となく一味異なる、と感じさせるのは何故?
ウィスキー(サントリー角瓶)を冷やす、グラスを冷やす、レモンピールを2ショット、真似することは簡単だろうが、なにか異なる。


飲み物に加え、バーコートを着て黒子に徹する、価格設定、特徴あるおつまみ、ブックバーの雰囲気、様々な要素が不思議に絡まっているのだろう。
マーケッティングの教材としてみると、興味は尽きない。




ところで、、、
時間が余ったので、都内中央3区内・好立地での複合施設内ホテルの企画を勝手にやっている。
設定は、オフィスと宿泊主体型ホテルの複合施設、高層ビル
まず、基礎データを収集・分析。
・立地の基礎分析
・エリアマーケットの情報収集&分析
・競合ホテルを想定、施設構成、営業状況等の情報収集および分析


基礎データに基づき、次のステップへ。
・ホテルブランドを想定
 域内需要により判断
 これにより、施設グレード&運営コストが異なる
・販売戦略をたてる
・主たる営業部門である客室、ベッド数別の基準客室を想定、ユニット化
 バスルーム、クローゼット、諸家具類等々を配置した基準ユニット
 オフィスとのコンプレックスの場合、スパン設定に関し複数案が必要
・タイプ別の部屋数を設定
 当然のことながら、総客室数は重要項目、運営効率を考えると、200室程度は欲しい
・レストランは必要
 業態は後回しなれど、想定宿泊者に供する美味しい朝食はマスト
 域内就業者への昼食提供、ビジネス需要も考慮
・その他付帯施設は、有りものを使う
 簡単なスポーツ施設は、複合施設で吸収することにした



で、社内の一級建築士へ基本要件を提示、ホテル部分のボリューム図の作成を指示。
(実際に作成してもらった)
ホテル設計、基準客室ユニットをどのように配置し、積み上げるか、がポイント。
設計者に任せきりにすると、作品(?)としての建物形状に拘わる。
結果、考えた建物形状に客室を割っていくこととなるが、それでは効率の良い施設はできない。


その間、施設内の下層階、それとも上層階にホテルを配置するか?、ホテルの顔作り、関連情報を考える。
上層階が欲しいが、相対的に賃料負担能力の低いホテル、我慢するべきか否か、悩みどころ。


そうこうしながら、マーケティングプランに基づき、概算収支計画を立案
不動産事業としてみた「賃料負担能力」を算定
この負担能力により、投入可能な事業費も自ずから算定可能。
ボリューム図面が仕上がったので、想定した概算収支計画と照合。
おっ、いけそう。
後は、事業者をみつけるのみ
しかしながら、これが最難関。。。。



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