運営品質基準。。。

夏は、やはり花火大会
 
先週末の「隅田川花火大会」、名古屋みやげの「ひつまぶし」を食べながら、TV中継を観ていたが、大雨洪水注意報の発令により、7時39分、中止になった。


次は、8月10日の「東京湾大華火祭
花火は、TVではなく、現場で、花火そのものに加え、音・火薬の匂い・雑踏・浴衣姿の女性、これらの要素が無くては面白くない。
勿論、缶ビールを片手に持って。。。




ところで、、、
5月27日のブログ(客室内のグラス、シルバー、茶器類等の什器の洗い)に対し、数名の方からコメントを頂いた。
実際に現場で運営に携わっている人達からのコメント。
コメント内容は省略するが、少々気になったため、改めて、グレード・業態別のホテルの現場にヒアリングしてみた。
1.個別コンテナで回収、スチューワードで洗浄している
  サーキュレーション用として、客室用什器類を別に用意している
2.コンテナで回収、サービスステーションで洗浄している
  その日のうちに洗浄・拭き上げを済ませ、客室へセットする
3.客室内で洗浄をしているが、食器用洗剤・拭き上げ用の別リネンを持たせている
4.客室内で洗浄、食器用洗剤は使用せず、拭き上げ用の別リネンを持たせている
  口紅等の汚れは、客室内の手洗い用洗剤で落とす様にしている 
5.客室内で洗浄、客室内のきれいなタオル類で拭いている
  口紅等の汚れは、客室内の手洗い用洗剤で落とす様にしている 


この順番、ほぼホテルグレードにならっている
昔は、サービスステーション、あるいはスチュワードで洗っていたが、経費削減で客室内での洗いに変更した、というホテルも多々ある。
経費削減の圧力がそうさせているのだろうが、このことを気にしているホテルマンもいた。
一方、リブランドにより、新ブランドの衛生基準に基づき、客室内洗浄を取り止め、客室から回収しサービスステーションでの洗浄に変更した、というホテルもあった。
リブランド前のDDにより受けた、重要指摘事項のひとつだった、とのこと。



自分の立場からは何とも言えないが、、、
ホテルでのドリップコーヒー等の温かい飲物無料サービス、コンビニでの缶ビール等の飲料持ち込み、が多く見られるため、客室内の什器類の使用頻度は高い。
客室内の什器類、レストラン等での食器類と同様に考えることが、衛生面では正しいことは明白。


客室内寝具、デュベの採用も進んでいるが、その意味することを知らない?、というホテルも散見される。


取り上げた客室内什器類の洗浄、本当に小さいことだが、運営品質に対する基本的な考えが現れる具体的なものとしてとらえている。
コスト削減努力を継続することは当然のこと、不要な経費をかける必要はない。
ただし、安全・安心・衛生、というホテルの基本を忘れることはできない。
特に、本来のサービスを切り込んだ時代に参入した若いホテルマンに、あるべき姿を伝える、ことは先輩の役割。




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