ブランドの約束??

今年のGW、ニュース系のTV視聴、大いに楽しんだ。

5月6日NHK/ニュースウォッチ
井上キャスターの農村探訪「新たな米作り」、興味深く視た。
TPPで日本の農業が破壊される、というJA主張はあるも、個々をみると世界と充分に戦うことができる。
その努力をみることができた。
苦労して生産した米、お米マイスターの西島氏が、正しい評価をしてくれる。
目黒区中根在の「スズノブ」に並ぶようになれば、市場性有り&一流ということか。
農業、多くの生産サイクルは1年が基本、様々な検証&トライアル、それらの結果を求めるにも時間が必要。
ある農家の発言「継続は力なり」、同感。
努力を続ける、という言葉、全てに当てはまる、と考える。



ところで、、、
前回のブログ、ブランドは顧客との信頼の証、と書いた。
ブランドの価値は? とも問うた。


で、今朝、これはブランドの約束を破った例だろうか?
TBS/クックTV(5月6日放送分)
キムチを用いた『鶏キムチ』を紹介。
番組終了時、10,000名、番組で使用した(?)キムチを、ローソンで無料サービス、となっていた。
ローソンの店頭端末で、キーワードを入力すると、引換券が発行され、その店で入手できる仕組み。


好奇心から、事務所近く、大型オフィスビルの1階にある「ローソン」、出勤時、トライした。
で、チケットは発行されたが、その店では、該当商品を取り扱っていない、とのこと。
確かに、周辺は事務所ビル、惣菜系の「国産白菜キムチ」を取り扱っていないことは当然、単店舗のビジネスとしては理解できる。
(しかしながら、韓国産キムチは扱っていた。)
表  
その店では取り扱っていないことを、チケットの裏に証明してもらった。


これは、ローソンの問題なのか? それともTBS(番組自体は中部日本放送制作)??
仮に、ローソンは端末提供のみ、だとしても、今回のような事態は多々発生するだろうし、その際にトラブルが発生することも多い、と推測する。
店員との会話、詳細は省略するが、ローソン店舗での対応にも大いに失望した。
ローソン、多店舗展開をしているため、本部からの各種情報を店員まで伝えることの困難さは理解できる。
しかしながら、、、


CRM導入による顧客満足度UP、とかではなく、日常運営における、ごく些細なことで人は離れていく、改めて実感した。



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ホテルのリ・ブランド、難しい。。。

昨年のGW、水戸&ひたち那珂、水戸の「田吾作」で美味しい魚を食べた。
今年のGW、前半は仕事
後半、多客時の移動は負担が大きいため、近場、横須賀&三崎魚港へ行くことにした。


今回の主目的、三崎漁港で水揚げされる、これ。

主たる魚種は鮪だけど、様々な魚も水揚げされる。
はもちろん、その他、鯛、カマス、伊勢海老、を刺身にしてもらった。


横須賀、旧日本海軍の主たる基地だったせいもあり、海上自衛隊、米海軍の施設が沢山ある。
軍事基地としての文化・歴史故か、外来客への街案内および誘導サイン等が非常に少ない街、という印象を強くもった。

最新鋭護衛鑑、潜水艦、等々、多々。

久しぶりに訪れた、横須賀の名居酒屋『銀次』、変わらず、居心地および料理、いずれも卓越した品質、良かった。

それなりに楽しんだ1泊2日のプチ旅だった。




ところで、、、
最近、リ・ブランドしたホテルに宿泊する機会があった。
国内ブランドで運営していたホテル、ホテル事業整理の一環で撤退、後を外資系ブランドオペレータに託した。
確立したコンセプトを有するブランドオペレータ、施設品質基準、運営品質基準をしっかり規定している。
ランク・機能別に複数ブランドを有するブランドオペレータは、ブランド別に各種基準を設定している。
つまり、ブランドは顧客との信頼の証、ともいえる。
もちろん、その様な品質基準に加え、送客システムも完備している。


宿泊客の一般的なフローは次の通り。
顧客、予約 → チェックイン → スティ → チェックアウト、この流れのなかで、当然のことの様に、過去に経験したブランド品質を求める
料飲施設利用は省略、概要を整理してみた。
・予 約
 最近はネットエージェントのシェアが非常に高くなっている
 加えて、ブランドオペレータの予約センター&HP
 この段階での評価・クレーム、予約センターでの対応以外、クレームは少ないだろう。
・チェックイン
 ドアマン、ベルボーイ、チェックインクラーク等、フロントエリアスタッフの個人技に大きく左右される。
 つまり、教育・訓練に加え、スタッフへの権限移譲等の総合力、が厳しく評価される。
 また、立地環境・建物形状・車廻し・ホテル玄関の施設、期待感等、ハードウエアへの評価がある。
・スティ
 選択したブランドが提供を約束する各品質が具現されているか否か、厳しく評価される。
 しかも、最低でも1泊、評価される時間は長い。
・チェックアウト
 フロントエリア各スタッフの個人技に対する評価。
 会計、正確さに加え、迅速さが要求される。
 また、車手配等の各種手配への評価がある。


リ・ブランドの場合、ホテル施設品質を自ブランドへマッチさせる難易度は非常に高い
特に、スペースを含む空間、および設備類は、いかんともし難い。
この調整、物件獲得する(攻める)営業部署とブランド品質管理部署とのせめぎ合いにしないで、ブランド基準における許容幅を規定することが望ましい。
許容範囲を下回るホテル、案件取り込みをあきらめる、ことも必要。
運営品質、それを具現する運営組織要員、これらはブランド基準により、実現することは可能
従って、これはできて当然、と評価される。

これらのこと、前職時代、リ・ブランドを多く経験した故、よくわかる。


最近宿泊したホテルにおいても、この葛藤がみてとれる。
このホテルチェーン、既存ホテルのリ・ブランドが多い。
今回のホテルが用いているブランド、プレミア宿泊機能主体型ホテルを表現するもの、だと考える。
料飲・宴会部門は確認していないため割愛するも、客室空間・空調設備等、多分、ブランド基準には合致していないだろう。


残念だったのは、営業手法および運営品質。
日本におけるバジェット系宿泊特化型ホテルレベルであったこと。
あれっと感じた時、教育訓練レベルのテストとして、簡単なホテル専門用語で質問することにしているが、今回、答えることができなかった。
FCによるブランド毀損かな、と思ったが、直営ホテル、とのこと。
ホテル運営の日常、見様見真似、何とかごまかしごまかしで、できるものだと思う。
ホテルPMSを含めたIT、それをサポートしてくれる。
価格が商品のバジェット系ホテルであれば、ビジネスとして、それも良いだろうが、今回のホテルではどうだろう、、、



リ・ブランド、大きく分けて、収益を高める、空いた穴を埋める、の2種類がある。
若いホテルマン、リ・ブランドの動機は別として、顧客との信頼関係を基礎として、収益を上げる努力、を期待したい。



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勝手に、ホテル企画

事務所の帰り、クールダウンによく訪れる「銀座ロックフィッシュ
間口店主の写真入りサントリー角瓶、イオンで販売される、とのこと。

 サントリーHPより転載

自宅近くにイオンが無いため、購入はどうだろう??
しかしながら、間口店主、またたく間に全国区になった。
飲食店経営、本当に難しいと思うが、特徴ある「ハイボール」で成功した。
簡単な様で、実はむつかしいシンプルな飲み物、その代表例だろうが、間口店主の作るハイボール、何となく一味異なる、と感じさせるのは何故?
ウィスキー(サントリー角瓶)を冷やす、グラスを冷やす、レモンピールを2ショット、真似することは簡単だろうが、なにか異なる。


飲み物に加え、バーコートを着て黒子に徹する、価格設定、特徴あるおつまみ、ブックバーの雰囲気、様々な要素が不思議に絡まっているのだろう。
マーケッティングの教材としてみると、興味は尽きない。




ところで、、、
時間が余ったので、都内中央3区内・好立地での複合施設内ホテルの企画を勝手にやっている。
設定は、オフィスと宿泊主体型ホテルの複合施設、高層ビル
まず、基礎データを収集・分析。
・立地の基礎分析
・エリアマーケットの情報収集&分析
・競合ホテルを想定、施設構成、営業状況等の情報収集および分析


基礎データに基づき、次のステップへ。
・ホテルブランドを想定
 域内需要により判断
 これにより、施設グレード&運営コストが異なる
・販売戦略をたてる
・主たる営業部門である客室、ベッド数別の基準客室を想定、ユニット化
 バスルーム、クローゼット、諸家具類等々を配置した基準ユニット
 オフィスとのコンプレックスの場合、スパン設定に関し複数案が必要
・タイプ別の部屋数を設定
 当然のことながら、総客室数は重要項目、運営効率を考えると、200室程度は欲しい
・レストランは必要
 業態は後回しなれど、想定宿泊者に供する美味しい朝食はマスト
 域内就業者への昼食提供、ビジネス需要も考慮
・その他付帯施設は、有りものを使う
 簡単なスポーツ施設は、複合施設で吸収することにした



で、社内の一級建築士へ基本要件を提示、ホテル部分のボリューム図の作成を指示。
(実際に作成してもらった)
ホテル設計、基準客室ユニットをどのように配置し、積み上げるか、がポイント。
設計者に任せきりにすると、作品(?)としての建物形状に拘わる。
結果、考えた建物形状に客室を割っていくこととなるが、それでは効率の良い施設はできない。


その間、施設内の下層階、それとも上層階にホテルを配置するか?、ホテルの顔作り、関連情報を考える。
上層階が欲しいが、相対的に賃料負担能力の低いホテル、我慢するべきか否か、悩みどころ。


そうこうしながら、マーケティングプランに基づき、概算収支計画を立案
不動産事業としてみた「賃料負担能力」を算定
この負担能力により、投入可能な事業費も自ずから算定可能。
ボリューム図面が仕上がったので、想定した概算収支計画と照合。
おっ、いけそう。
後は、事業者をみつけるのみ
しかしながら、これが最難関。。。。



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仕事とは。。。

8日22時からのNHK『プロフェッショナル・仕事の流儀』をながら視。
脳神経外科医 坂井医師(神戸市立病院・神戸医療センター
脳卒中と闘う名医。
 NHK/HPより転載


経験・知見とハラ決め、責任は俺がとる。
何もしなかったら患者は死ぬ、もし手術して後遺症が残ったら責められる。
そういった過酷な条件下、結果を出すことが全て、という。
主語が明確、TVでの話と思えばそれまで、自分には気持が通じる。




ところで、、、
今月4日、大先輩の『喜寿を祝う会』に参加した。
ご本人、いたって元気、頭脳明晰な点も全く変わらず。


教えて頂いたことは多々あるも、一番の財産は「ホテルをビジネスとして数字で分析し、評価する。新規事業企画における手順も同様。
その人は、算盤と筆算、というスタイル。
趣味性を求める、また良い施設&良いサービスが良い顧客をよぶ、ということのみが言われていた時代、光っていた。
具体的な手ほどきは受けていないが、客先での事業企画提案時、また社内検討等、横に座って聞いていると、自然に頭に入ってきた。
ただし、自分は算盤ではなく、PC計算ソフトLOTUS 123、とした.



およそ25年前、東京プロジェクト(お台場)を企画、その大先輩は取締役部長、自分は課長。
口にチャック、特別室に缶詰状態、想定した施設構成の変更を含み、およそ100通り程度のFSを作成した。
つまり、様々な施設構成とFSの組み合わせをシミュレートしたことになる。
当時の社内にはPCが1台のみ、しかも、SuperCarc.という年代物のソフト、1回入力すると、結果は20分後。
そのPCは、開発グループ内で順番待ち、とても間に合わない。
自前のラップトップPC、ソフトは当時最新のMS Multiplanを持ち込み、作業したが、それでも数日を要した。
作業後のFS評価、この過程が一番面白かったし、勉強できた。
また、作業が報われたという達成感もあった。



東京プロジェクト以外にも、関西空港、金沢、札幌、クアラルンプール等々、多々あり、良い経験を積むことができたし、これが今の仕事に生きている。
翻って、自分は良い先輩だったのか、と、自問自答している。
次は、大先輩「傘寿のお祝い」で、お会いできるのか。。。



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税金(租税)のことが良くがわかった。。。

最近、知り合いの伊勢参り、をよく耳にする。
今年が「第62回・式年遷宮」、ということで、スポットがあたっている。
62回ということは、式年遷宮は20年に1回が基本、できない頃もあっただろうから、最低でも、62×20+20=1260年は経過しているということ。。。
下宮にお参りした後、内宮へお参り、これがしきたりのようだが、みんなきちんと手順をふんでいるのだろうか??


江戸時代の「伊勢参り」、一生に一度のビッグイベント
このお伊勢参り、一団(講)を引き連れて行くツアコンを「御師」とよぶ、と聞いた。
旅程のなかで必要な、交通手段、宿泊施設、通行手形等の全ての手配をする、ある意味で現在の旅行代理店の様に、各種手配&ツアコン機能をはたしていたのだろう。
昔の旅行、途中何があるかわからない、非常に危険なものだった、という。
このための「御師」の仕事、それは、『健康で(当時の旅、歩行が主、健康でなければ参加できない)出発した参加者を、健康な姿で、出発地に連れ帰ってくること。その他のことは付け足し、ともいう。』
今の人は幸せだ。。。



ところで、、、、

エコノミスト先週号の書評にとりあげられていた本、文春新書『税金 常識のウソ』。


新書類、内容にバラツキがあるため、あまり読まないが、つい気になって購入した。
で、2回読み、3回目に入っている。
新書を複数回読むことも久しぶり。


この本、税金の知識を記述しているのではなく、税に対する理解を促す内容
タイトル、また、帯に、赤字で大きく「この増税は間違っている!」となっていたが、それから受ける印象とは全く異なる。


税の成り立ち・歴史から解き明かす。
国富論夜警国家(小さい政府)、古典主義、新自由主義、、、これらは、昔、学んだもの。
しかしながら、断片的な知識は役に立たない。
その時の背景・動き、と合わせての教育ではなく、単なる記憶問題として取り上げられていたため、でもあろう。


ユーロ加盟国の財政問題
危機発生の根源、徴税権はあるも通貨発行権のない加盟国、財政調整機能が欠如。
自国の実力を超えた経済運営も可能となるが、破綻も早い。
仕組みもすっきり理解。


市場社会における、政府(国)、企業、家計、これらの持つ役割、意味付け、も理解できた。
国が公共サービスを提供するための原資、何に求めるのか?
租税、社会保険料国債、、、
制度は、その組成時期に左右されることは当然だが、時代が経過すると環境も変化する。


負担感の強い(と誤解している)、所得税社会保険料、法人所得税、世界レベルでみると、日本は非常に低いこともわかる。
時代が変われば、公共サービスへの要求も変わる
専業主婦が大部分だった時代から、男女が働く時代になってきている。
このため、育児、老人介護に対する要求も大きくなる。
求められる公共サービス(富の再配分機能・老人福祉、等々)、現在の制度では成り立つ訳ない、と理解できる。
所得税の累進性を軽減、一方で逆進性の高い一般消費税に、公共サービスの原資を求めていいのか?、という問いかけにも納得。



最近のイベント要素の強い国政選挙、人気取り政策が多々。
しかしながら、ビジョンのある根本的な制度見直し、が必要。
将来を見通すことができれば、負担増も我慢できる。
年金より生活保護が大きければ、社会保険料を負担する気持ちも失せる


あまりに無知だった、国の歳入・歳出、租税制度、国債社会保険料、、、、
改めて、これまでの関連ニュースを思い返す、なにが必要?という理解も深まった。
人に、モノの本質を平易な言葉で教える、ことを、併せて学んだ良書。


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異なる視点

NHK、日曜日夜の特番「ロボット革命
ヒューマノイド、人間の知能&動きをするロボットを開発する。
福島原発、災害対応ロボットがあれば、あの様な連続事故には繋がらなかったかもしれない、という。


これまでのロボット開発、安全かつ安定した前提があった。
つまり、平地で、いかに人間に近寄るか、ということ。
しかしながら災害現場、何があってもおかしくない。
災害ゼロを前提とする日本の安全神話は崩れた。
災害対応ロボット開発が急務。


米国国防総省プロジェクト、困難な環境で活動可能なロボット開発
開発研究期間における資金負担、通常の感覚ではビジネスにならない、よくわかる。
だからこそ、民間資金ではなく、国防総省資金で賄うのだろう
https://www.fbo.gov/index?s=opportunity&mode=form&id=ee8e770bcfe1fe217472342c67d6bd5a&tab=core&_cview=0



ところで、、、
3.18・日経朝刊「経営の視点
外食「俺のXXXX」、白物家電へ進出する「アイリスオーヤマ」を例にあげていた。
記事が言う。
近年は国内でヒット商品がなかなか出てこない。理由の一つが経費削減から採用を絞り込んだ結果、業界も企業も人材の同質化が進み、発想力が低下したからだろう。組織の活性化には新しい視点を持つ「若者」「ばか者」「よそ者」が必要というが、若者の数が減る時代。よそ者視点を備えた企業は強い。

確かに、よく行く銀座コリドー街、「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」、常にウェイテイングの長い列
店舗情報が掲載されている雑誌を持っている人も多々、ここに来る、という目的。
横を通るのも、ひと苦労。。。
これまで行列のできる店は「美登利寿司」だけだったが、コリドー街に、新名所誕生、というところだろう。



ホテル業界をみると、、
良い品質&サービスに顧客はついてくる。」という言葉、ホテル屋の常套句
確かに、ひとつの真実ではあるが、時代が変わり、価値観が多様化してきた現在、それだけで良いのか?


ホテル屋のアドバイスはあったであろうが、主として投資家目線で、宿泊特化型ホテルが多く開業した。
それらの多くは、施設品質を磨き、過度なサービスを除き(人件費抑制)、負担可能な価格でマーケットへ提供
顧客は目的に合わせ、自由に選択することが可能となり、ネット普及がそれをおした
その結果、観光地を含め、大型高級ホテルの宿泊マーケットは大きく侵食され、価格も低下した。


興味あり、かつ反省の意味も込め、先日、「俺のフレンチ・銀座八丁目店」、16時から並び(既に、20人程度の行列ができていた)、トライした。

店舗内装にはお金をかけていない。
高級食材をたっぷり使い、確かに原価率は非常に高い、ことが推測できる。
つまり、お得感は充分にある。
サービススタイル、立ち飲み好みの自分にはマッチしている。
しかしながら、再訪はない、とも感じた。
飲食業とは、その様なものだろう。



前職時代、異業種参入組の自分、『ホテル屋って、変化を嫌い前例主義、随分と保守的だなぁ。』、と感じる場面が多々あった。
新しいものに惑わされる必要はない。
ただし、仲間内の視点ではなく、異なる視点で、点検、改善、進歩することを忘れてはならない、と考える。



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沖縄の楽しみ

3月7日、新石垣空港が開港した。

南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港、という。
入り込み観光客数、昨年実績70万人(前年比10万人弱アップ)、今年目標80万人数年後には100万人という計画。
ナインティナイン岡村が、同空港のPR大使に就任。
イデアマンの中山市長らしい起用。



石垣島に生息するカンムリワシをデザインしたピンズ、開港を祝うもの、初便搭乗客にも配布された。
カンムリワシ、国の特別天然記念物(文化庁)、絶滅危惧1A類(環境省レッドデータブック)、石垣島西表島の象徴的な鳥類
早速、東京オリンピック招致ピンズを外して、付け替え。。。


石垣市八重山観光のハブ機能をもつ。
西表島竹富島小浜島、黒島等と石垣港から船で連絡している。
八重山観光、更に進めるためには、自然の美しさ、おいしい食べ物、景勝地、に加えた、何らかの工夫も必要。
プロ野球では、千葉ロッテマリーンズのキャンプがある。
沖縄県グリーンツーリズムを推進、自然・農業と共生するツアー形式。


石垣島の主はマリーンリゾート、とはいえゴルフ場も必要
しかしながら、唯一あったゴルフ場は、新石垣空港へとなり、閉鎖され、今はない。
このため、ゴルフプレィは、小浜島へ高速船で渡る必要がある
やはり、リゾート滞在をエンジョイするため、石垣島にはゴルフ場は必須と痛感している。
このこと、島内のリゾート施設の営業担当、首都圏・関西圏等の発地での営業活動でよく聞く話として紹介。



沖縄の野菜、この時期は「島ニンニク」が出てくる。
6日夜、那覇・公設市場近く、地元客用の八百屋で調達。
公設市場は観光要素が高いため、割高。。。

伊江島産、1kgで600円、3パック調達。



内地のニンニクとはサイズが異なり、小さく、この様になっている。
味は非常に濃厚


で、9日、朝からほぼ1日かけ、下作業、2パックでギブアップ。
残った1パック、来週末の仕事にした。
泡盛4升購入、この様に、泡盛漬けを5本作成。

ステーキ、パスタ等のスパイス、泡盛ニンニク酒で飲む、、、使い道は様々に工夫できる。
小分けして、欲しい人に配っているが、大好評!



宮古島から那覇への帰りのJTA機内販売。
波照間島産の『黒蜜』を調達。
波照間島産の黒糖を使い、甘さを抑えた逸品。

人気が非常に高く、絶品状態が続いていたが、運良く調達できた。



内地からの沖縄移住が進んでいる。
本島のみでなく、石垣島宮古島でも、良く耳にする。
7日夜、宮古島の寿司屋、隣席のご夫婦、横浜出身で、沖縄本島読谷村に半年前に移住した、とのこと。
暖かい、食べ物がおいしい、物価が安い、お隣りからの野菜の差し入れ、花粉症がない、etc すっかり満足の様子。
奥様、半年で5kg太ったと苦笑。
このご夫婦の他にも、移住生活を楽しんでいる人、何人も知っている。



悩ましい基地問題はあるも、沖縄、様々な顔を持っている
楽しみ方を覚えると、本当にクセになる。。。。